イギリスの経済紙、「フィナンシャル・タイムズ」が、現地時間の18日、報じたところによりますと、国連貿易開発会議は、去年、アメリカに対してもっとも多く投資を行った国は、韓国だったとする統計をまとめました。
韓国のアメリカへの投資額は、去年は、おととしより11%減って215億ドルでしたが、おととし1位だった台湾の投資が急激に減ったため、韓国がトップとなりました。
2位はカナダで、続いてドイツ、イギリス、日本の順でした。
韓国がアメリカに対する最大の投資国となったのは、バイデン政権がおととし導入した、アメリカ国内で製造されたEV=電気自動車に限って税額控除を行う「インフレ抑制法」や、半導体産業を後押しする「半導体産業支援法」が影響したものとみられています。
これらの法律には、アメリカに工場を建設するなど、投資を行った企業に対して税額控除や補助金の支給など、さまざまな優遇を与えることを盛り込まれています。
実際に、現代自動車とLGエネルギーソリューションは、ジョージア州にあるバッテリー合弁工場に合わせて43億ドルを投じたほか、サムスンSDIは、GMと協力して、インディアナ州にあるEVバッテリー工場に35億ドルを投じるなど、韓国企業は、去年、アメリカへの投資を積極的に行っています。
KBS 2024-09-19 12:00:36/Update: 2024-09-19 12:02:04
https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=88555
引用元: ・去年の対米投資、韓国が1位に [9/19] [ばーど★]
米国の対内直接投資残高(2022年末時点)は5兆2500億ドル(約800兆円)だ。日本からの投資は国別では最大で7750億ドル(約120兆円)。全残高の14.8%を占める。
また日本の米国国債保有額は1兆1530億ドルで、12月の1兆1380億ドルから増加し、2022年8月以来の高水準となった。こちらも世界最大保有国だ。
半導体技術がある国は強い