大原麗子、山口美江、梓みちよ、宍戸錠、野村克也ら多くの著名人が家族から看取られることなく、亡くなった。
この人たちは、全盛期は、いつもその人を中心に人だかりができたような華やかな存在だったから
ひとりで旅立ったと聞けば、おのずとそこに哀れさのにおいをかぎとりたくなる。
ただ、忘れてはいけない。孤独死することができる人は、死の直前まで自立していた人だけという事実である。
2000年に世界保健機関(WHO)は、「健康寿命」という概念を提唱している。健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
を意味し、寿命と健康寿命の差は、健康を失って日常生活に制限が生じている期間を意味する。
健康寿命と寿命とがほぼ一致していることが望ましい人生であることは、言うまでもない。
その観点から孤独死を考えてみれば、健康寿命をすでに終えて、お迎えを待っている人が、孤独死できるはずがない。
【中略】
もちろん、家族・親族との不和があったのではないか、年とともに気難しくなって、誰も寄り付かなかったのではないかなど、いくらでも詮索は可能である。
しかし、生涯を自分らしく過ごし、死の直前まで誰の手も借りずに、自分の足で人生の歩みを続けてきたということを忘れてはならない。
【中略】
●孤独死は、「孤高の死」でもある
人は、孤独死をことさらに憐憫の対象としたがる。人間は弱いもので、自分より哀れな者、惨めな者を見つけたがる。
その人との比較によって、本当は情けない自分を、それでも何とか持ちこたえさせようとする。
しかし、孤独死に関しては、大きな誤解がある。そもそも、独居高齢者が皆、淋しくて、辛くて、悲しい存在ではない。
そのように見なすことを、大きなお世話だと感じる、誇り高き高齢者もいる。
核家族化した今日にあっては、独身の高齢者のみならず、配偶者と死別した人も、単身生活を送っている。
この人たちを押しなべて、哀れで、みじめで、気の毒な存在と見なすことは、まったくもって失礼な話である。
まして、孤独死についても、その多くは、「みじめな死」どころか、「誇り高き死」ですらある。
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井原 裕
獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科教授・虎の門山下メンタルクリニック
2024/10/16
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/35410?layout=b
★1 2024/10/19(土) 01:24:10.22
※前スレ
孤独死は「かわいそう」ではない!自らの足で生き続けた証というケースも…私たちは最期の一人旅をどう過ごすか [おっさん友の会★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1729268650/
引用元: ・孤独死は「かわいそう」ではない!自らの足で生き続けた証というケースも…私たちは最期の一人旅をどう過ごすか ★2 [おっさん友の会★]
カレーあるぞ
つまりはこういう事なんだよね。
75%は結婚しているわけであり、
多数派の幸せを掴めなかったってわけなんだ。
これは紛れもない事実であり、
ここでいくら言い訳を作ろうが
悲しくなるだけだ・・・
惨めになるだけだ・・・
みんな惨めな俺を罵ってくれ・・・
そこまで、そのときの生活の話
普段別々に暮らしていても親みたいな存在がいるといないじゃ孤独の度合いが全く違う
おまえはもう誰かの子供じゃなくなるし誰かの夫や親になれることもほぼないわけだからな
本当にこの世に1人っきりになってしまう
おまえの事を心配してくれるような存在がこの世界に一人もいなくなるっていうのはさ
これはもうちょっとやそっとの事じゃ埋まらない虚無だよ
だから独身男性の自殺率は親が死にだす50代に入ってグンと跳ね上がってる
ps://i.imgur.com/2HQ9vt8.png
メリットはあるぞ
孤独死するよりは予定日に愛する家族に囲まれて安らかに死にたい
日本国民に安楽死する権利をください
40後半辺りになって急にこの先の自分が孤独になることを現実的に感じはじめる
周囲からはどんどん友人も去っていって、
親もそろそろ定年に差し掛かる、そんな時期に独身は急に恐怖を感じ始めて結婚相手を求めるんよ
で、当然結婚相手に求める条件は妥協しないんよ
20代や30代の人と結婚して自分も20代や30代くらいまで感覚を巻き戻したい、みたいな欲求を全開にする
若かったころ、一番楽しかった時期の自分に戻してほしくてもがく中年は見苦しくなる、
で、絶対に無理だと悟った瞬間に絶望する人が多い
自分の人生は自分で責任を取らないとダメなんだよな・・・