街頭演説の会場は事前にSNSで公表する▽斎藤氏の演説の前後に同じ場所でマイクを握る▽斎藤氏に対する内部告発文書を「あれは内部告発ではない」などと主張し、「パワハラ」や「おねだり(物品の受領)」も否定する▽「メディアが言っていることは何かおかしい」「(斎藤氏は)悪いやつだと思い込まされている」などと聴衆に訴える――。
そして、決まり文句は「僕に(票を)入れないでくださいね」だった。(略)
街頭演説の様子は、陣営がユーチューブで配信。(略)ネットVSオールドメディア 正義VS悪」と題した動画を配信するなど、動画サイトやSNSをフル活用した。 斎藤氏を応援するなら、なぜ立候補する必要があったのか。
立花氏は立候補の表明会見で「当選を目標にしなきゃいけないんだって思い込んでいる常識をちょっと覆したい」とし、「選挙って効率いいんですよ。やはり選挙に出るからユーチューブを見てもらえる」と語った。さらに、告示後の街頭演説では「影響力が違う。(ユーチューブなどと)選挙に出て堂々と言うこととは、重みが違うじゃない」とも話した。(略)
専門家「フェアとは言えない」
(略)
公職選挙法は、選挙の公平性を担保するために候補者1人あたりのポスターや選挙カーの数などを制限している。総務省選挙課は「法解釈上、候補者は他の候補者の選挙運動ができない」と説明。立花氏の活動については、「違反しているかどうかはわからない。警察が事実に基づいて判断していくものだ」とした。
専門家からは疑問の声が上がる。
これまで多くの知事選挙に関わった選挙プランナーの三浦博史氏は、立花氏の戦略が「斎藤氏に対する『判官びいき』に火をつけ、強烈な追い風となったはずだ」と見る。
投票率は前回を約15ポイント上回る55.65%だった。「選挙が盛り上がるのは良いことだ」との見解を示しつつも、「2馬力」については「フェアとは言えない。これが許されれば、誰かを当選、落選させる狙いで複数人で立候補し、ポスターや選挙カーを増やした選挙運動が可能になる」と問題視。「本人の当選を目的としない立候補は認めない旨を公選法に明記すべきだ」と語った。
朝日新聞 2024年11月20日 17時00分
https://www.asahi.com/articles/ASSCM3FGGSCMPTIL003M.html?comment_id=29960&iref=comtop_Appeal3#expertsComments
引用元: ・立花氏と斎藤氏、「実質2馬力」の兵庫県知事選 専門家は疑問も [蚤の市★]
5馬力くらいあったんじゃねえの
立花さんは斎藤さんにお目見えもできなかったとか