近年、日本以外の国でのフィギュアスケート人気の低下は顕著だ。世界のトップ選手が出場するGPシリーズでも空席が目立ち、今季の第2戦スケートカナダと第5戦フィンランド大会では、大会翌日に成績上位者が出演するエキシビションが実施されなかった。集客が見込まれないからだという。
共同通信によると、フィンランド大会の会場、約8000人収容のヘルシンキ・アイスホールは半分も埋まらない日もあった寂しさだったが、羽生結弦が出場した2018年は同じ会場で2階席までぎっしり埋まっていたという。
その世界的な人気を誇ったスーパースターの羽生、高橋大輔、宇野昌磨が相次いで競技の第一線から退き、女子も浅田真央vs金姸児(韓国)のようなヒロイン対決がなくなり、高難度の4回転ジャンプで席巻した強豪ロシア勢がウクライナ侵攻の影響で国際舞台から閉め出されている。
日本開催のGPシリーズ第4戦NHK杯(国立代々木競技場第一体育館)だけは約1万3000人収容の会場が満席に近い盛況だったが、その日本でもスーパースター不在の影響は出ている。2006年からシーズン序盤の10月上旬に日本、北米、欧州チームの対抗戦の形式で行われてきたジャパン・オープンは、今年は開催が見送られた。会場がさいたまスーパーアリーナ(フィギュアスケート開催時のキャパは約1万8000人)という大箱だったこともあり、ここ数年は空席が目立っていた。
ところが、12月7日に行われた羽生が制作総指揮を務めるアイスショー「Echoes of Life」の初演はさいたまスーパーアリーナに約1万4000人ものファンを集めた。あの大きな会場をひとりで埋めてしまう、まさにスーパースターである。
イリア・マリニン(米国)がアクセルを含む4回転ジャンプ全6種類を跳んでも、なかなか集客には結びつかない状況。海外のフィギュア関係者はかつての〝羽生時代〟をなつかしんでいるというが、再びの到来はあるのか-。
https://www.sanspo.com/article/20241213-GA5K3GD36ZI3ZNYK7YEYWQT3JU/
引用元: ・フィギュアスケートの海外での人気低下が深刻 スーパースター不在の影響は明らか [ネギうどん★]
スケートは見るよりするのが面白い
サッカーも
中国の出ない卓球大会みたいなもんだ