【NHK】 機密情報共有で専任局長らを懲戒処分

NHKの経営企画局の専任局長が、人事などの機密情報を業務上、必要性や権限のない別の部署の副部長と多数、共有していたとして、NHKは専任局長を降格と停職3か月にするなど、2人を懲戒処分にしました。NHK経営企画局の50代の専任局長は、職務上知ることのできた人事などの機密情報を、業務上、必要性や権限のないコンテンツ戦略局の40代の副部長と多数、共有していました。

NHKは25日、職員就業規則に反するもので、責任は重いと判断し、経営企画局の専任局長を降格と停職3か月、コンテンツ戦略局の副部長を停職1か月の懲戒処分にしました。

専任局長は、認めた上で「軽率な行為であり、深く反省している」と話しているということです。

NHKは「協会外部への情報の流出は確認されていませんが、機密情報を無関係の職員に共有することは、重大なコンプライアンス違反であり、厳正に対処しました。適切な情報管理やガバナンスを徹底してまいります」としています。

NHK NEWS WEB
2024年12月25日 22時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241225/k10014679151000.html