日経平均は104円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、前場引け間際に518円高の4万0086円28銭まで上昇した。きょうは実質的な2025年相場入りとなるため、NISA(少額投資非課税制度)の買い付け可能額増加などを見越した買いなどもみられた。
主力株では、ファーストリテイリング(9983.T)、アドバンテスト(6857.T)、東京エレクトロン(8035.T)、リクルートホールディングス(6098.T)がしっかり。ヤマハ発動機 (7272.T)、キヤノン(7751.T)は売られた。
そのほか、ディー・エヌ・エー(2432.T)が10%超高、ソシオネクスト(6526.T)、オークマ(6103.T)が5%超高となっている。日産自動車(7201.T)は7%超安、三菱自動車工業(7211.T)は2.98%安となった。
T&Dアセットマネジメント浪岡宏チーフストラテジストは「主力株が買われ先物取引も膨らんでいることから、クリスマス休暇明けの海外投資家や機関投資家が少しずつ戻ってきていることがうかがわれる」と分析する。
東証株価指数(TOPIx)は1%高の2794.54ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9279億5900万円。東証33業種では、値上がりは空運、輸送用機器、電気・ガス、サービスなど31業種、値下がりは鉱業、ゴム製品の2業種だった。
そのほか個別では、ニデック(6594.T)が公開買い付け(TOB)すると発表した工作機械の牧野フライス製作所(6135.T)がストップ高買い気配となった。ニデックの株価は3%高だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1258銘柄(76%)、値下がりは337銘柄(20%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。
2024年12月27日午後 12:18
ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/XZTJXNH445LJXGNLKVFLUACJEA-2024-12-27/
引用元: ・【株式前場値動き】午前の日経平均は続伸、2週間ぶり4万円乗せ 新年相場期待【12/27 株価】 [エリオット★]
<11:40> 前場の日経平均は続伸、2週間ぶり4万円乗せ 新年相場期待
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比506円50銭高の4万0074円56銭と続伸した。足元のドル高/円安基調に加え、新年相場に期待する形で、朝方から買い優勢で始まった。日経平均は前場を通してじり高の展開となり、約2週間ぶりに心理的節目の4万円を回復した。
<10:25> 日経平均はじり高で300円超高、円安が下支え
日経平均はじりじりと上値を伸ばし、前営業日比300円超高の3万9800円台後半を推移している。市場では「朝方のドル/円が一時158円台を付けたことにより、円安の恩恵を受けるとされている輸出関連株が買われている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。
主力株では、ファーストリテイリング (9983.T)、アドバンテスト(6857.T)、東京エレクトロン(8035.T)がしっかり。ヤマハ発動機 (7272.T)、キヤノン(7751.T)はさえない。
そのほか、ディー・エヌ・エー(2432.T)が10%超高、ソシオネクスト(6526.T)、オークマ(6103.T)が5%超高となっている。
<09:10> 日経平均は続伸で寄り付く、一時200円高 円安が追い風
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比104円09銭高の3万9672円15銭と、続伸してスタートした。ドル/円が一時158円台に乗せ、日本株の追い風となっている。足元の日経平均は200円ほど高い3万9700円台半ば。
主力株はトヨタ自動車(7203.T)が堅調。ソニーグループ(6758.T)が堅調。半導体関連は東京エレクトロン(8035.T)が小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T)は小高い。ソフトバンクグループ(9984.T)は堅調。このほかリクルートホールディングス(6098.T)が小高い。
<08:25> 寄り前の板状況、主力株は総じて売り買い拮抗
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車(7203.T)が売り買い拮抗、ソニーグループ(6758.T)、日立製作所(6501.T)、三菱商事(8058.T)が買い優勢。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)、東京エレクトロン(8035.T)は売り買い拮抗。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T)、みずほフィナンシャルグループ(8411.T)が売り買い拮抗となっている。

