カラパイア2023年02月07日
https://karapaia.com/archives/52319988.html
アメリカの研究チームが、ワニの遺伝子をナマズに移植しすることに成功したそうだ。ハイブリッドな「ワニナマズ」と呼べるかもしれない。
日本ではあまり馴染みがないが、アメリカではナマズが多く食されており、人気の料理となっている。
2021年には1億3900万キロものナマズが養殖されたが、養殖ナマズは病気に弱く、4割ほどが食べられることなく死んでしまうという。
この問題を解決するため、研究者らはナマズをワニ化させたのだ。ワニ化すると体が丈夫になり、感染症予防に役立つのだという。
■病気に強いワニの遺伝子を移植
激しい戦いで怪我をすることもあるワニだが、彼らはそう簡単に死んだりはしない。
その秘密は血液に含まれるポリペプチド「カテリシジン」というタンパク質だ。
これには抗菌作用があり、感染症からワニを守ってくれるという。
そこで米アラバマ州オーバーン大学のレックス・ダナム氏らは閃いた。
カテリシジンを作る遺伝子をほかの動物に移植すれば、感染症を予防できるのではないか、と。
感染を予防するには抗生物質をつかう手もあるが、それは耐性菌を作り出してしまう諸刃の剣でもある。
だが遺伝子を移植してワニ化する方法なら、抗生物質の乱用を避けることができる。
■ナマズにワニの遺伝子を移植することで強くなった「ワニナマズ」
そこでダナム氏ら研究チームは、遺伝子編集ツール「CRISPR」で、ワニのカテリシジン遺伝子をナマズに移植した。
https://karapaia.com/archives/52249443.html
するとナマズは病気に強くなり、確かに感染症の予防効果があったという。
ナマズの水槽に2種の病原菌を入れてみたところ、ワニ化したナマズは普通のものより2~5倍も生存率が高いことが確認されたのだ。
■繁殖能力がなくなるため、生態系を乱す恐れもない
なお、ワニの遺伝子は、ナマズの生殖ホルモンに関係するゲノム領域に移植されている。
このおかげで、ワニ化したナマズは繁殖することができないという。
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引用元: ・【品種改良】ワニの病気に強い遺伝子を組込んだ「CRISPRナマズ」が米国で誕生 病死しにくく収益大 不妊処理済み 抗生物質無添加 [ガムテ★]
映画だと繁殖できるように変わって、
巨大化して人を襲うんだよね
お約束よねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
いやいやジュラシックパークみたいになるかな