すでに国内へ配備されているF35Aの稼働に影響はない。米軍高官は、中国が2027年までに台湾に侵攻する能力を完成させるとの認識を示している。中国やロシアは第5世代機の配備を進めており、航空自衛隊も導入を急いでいる。
中谷元・防衛相は10日の記者会見で今年度中としていたF35Bの第1陣6機の配備が来年度に遅れると明かしたが、F35Aでも同様の問題が発生していた。今年度はF35A・Bともに日本へ1機も配備されなかったことになる。米軍でもソフトウエアの開発遅延に伴うF35の納入遅れが生じており、同盟国の日本にまで影響が広がった格好だ。
納入が遅れているF35A3機は当初、空自三沢基地(青森県三沢市)に配備予定だったが、来年度に納入後は小松基地(石川県小松市)に回す。F35Aは現在、三沢基地にのみ配備されている。空自はF35Aを三沢、小松両基地で運用する態勢を整え、旧式機からの置き換えを急ぎたい考えだ。
F35は次代のグローバルスタンダード戦闘機とされるが、開発の遅れや価格高騰で調達の中止や見送りを決めた米国の同盟国も多い。政府は米国からF35A・Bを計147機調達する計画だ。
1/18(土) 16:27配信 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/9708ae7d5a0658156f54dc92bcf702e29e8b33c5
航空自衛隊のF35A(手前)=2023年4月15日午後、山口県岩国市の岩国基地(彦野公太朗撮影)
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引用元: ・【国防】F35戦闘機、配備が来年度にずれ込み F35Bに続きF35A3機も、空の守り懸念 [シャチ★]
今は焦らないほうがいい