警視庁は、同一のグループが一部のメンバーを入れ替えて立て続けに強盗を計画していたとみて、指示系統の解明を進めています。
東京・狛江市の住宅で大塩衣與さん(90)が殺害された強盗殺人事件で、警視庁は、東京・中野区で起きた強盗傷害事件で逮捕・起訴された、金沢市の土木作業員、永田陸人容疑者(21)や都内の19歳の大学生ら合わせて4人を、22日、強盗殺人などの疑いで逮捕しました。
広島市で起きた強盗殺人未遂事件で逮捕されている24歳の容疑者についても、近く逮捕する方針で、事件には5人が関わった疑いがあるということです。
このうち、永田容疑者と大学生、広島の事件の容疑者の3人が、別の1人とともに事件翌日、足立区で住宅に侵入する事件を起こしていた疑いのあることが捜査関係者への取材で分かりました。
狛江市と足立区の現場周辺の防犯カメラの映像に大学生と髪の色などの特徴が一致する人物が写っていたということで、捜査関係者によりますと、永田容疑者が見張りなどをし、ほかのメンバーが住宅に侵入したとみられるということです。
この住宅には、事前に資産状況を確認する電話がかかってきていて「アポ電強盗」が計画されていた疑いがあるということです。
事件に使われたレンタカーの捜査などから、狛江市で事件があった日の夜、3人が北区の施設に宿泊し、翌日、足立区に向かったことが判明していて、警視庁は、2つの事件の関連を捜査するとともに、同じグループが一部のメンバーを入れ替えて、立て続けに強盗を計画していたとみて、指示系統の解明を進めています。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230223/k10013989341000.html
引用元: ・東京 狛江 強盗殺人 翌日も足立区で同一グループが強盗計画か [えりにゃん★]