現代ビジネス
デタラメな専門部会
遠州灘海岸のアカウミガメを守るNPOが、静岡県の川勝平太知事肝煎りの大型事業に「ノー」を突きつけた。かたや、南アルプスの自然環境を守ると息巻く川勝知事は、JR東海のリニア工事着工に「ノー」の姿勢を貫く。
2つの「ノー」は見た目にはよく似ているが、全く違う。静岡県リニア専門部会は矛盾だらけでデタラメである。元凶は「二枚舌」を使う川勝知事にある。
静岡県は2018年11月、リニア工事によるトンネル湧水の県外流出によって、大井川水系内の水量減少や沢枯れ、地下水位の部分的低下などの自然環境への影響についてJR東海と議論するために、県中央新幹線環境保全連絡会議に生物多様性と地質構造・水資源の2つの専門部会を設置した。
「山梨県内の調査ボーリングを止めろ」と主張する地質構造・水資源専門部会のデタラメは、現代ビジネスの記事(リニア工事の「大混乱」が止まらない…「山梨県内の調査をやめろ」と迫る静岡県知事の「ヤバすぎる暴走」)で紹介した。
板井隆彦・静岡淡水魚研究会会長を部会長に、絶滅危惧種のヤマトイワナ保全をテーマに議論する生物多様性専門部会も、やはりデタラメだった。
2014年6月、長野、山梨、静岡3県10市町村につながる南アルプスはユネスコエコパーク(正式には「生物圏保存地域」)に登録された。川勝知事は「世界の宝である南アルプスエコパーク保全は国際公約である」などと発言、リニア問題で自然環境保全を最重要テーマに位置づける最大の理由とした。
南アルプスのシンボルは、氷河期から生息する日本固有亜種で、特別天然記念物のライチョウだ。静岡県川根本町の光岳(てかりだけ)周辺が世界の生息地最南端。ヨーロッパのライチョウは、狩猟の対象でジビエとして普通に食される。
一方、日本のライチョウは神の使いとして崇められてきた。人間が近づいても恐れないなど、日本独特の特徴を有している。当然、捕獲も食べることも禁止される。ただ、ライチョウはリニア問題の議論の対象ではない。
リニア専門部会で議論の対象となる大和岩魚(ヤマトイワナ)は、南アルプスの地下約400メートルのトンネルが貫通する大井川のシンボルである。全長30センチ前後、日本固有種で大井川上流部だけでなく全国に生息する。こちらはライチョウと違って、漁業権魚種の1つであり、捕っても食べても問題はなく、サケの仲間の川魚であり、スーパーマーケットなどでお目に掛かれないから山間部の美味として昔から親しまれる。イワナは地域によってさまざまな亜種もあり、大井川ではヤマトイワナ、ニッコウイワナの2種とその混雑種が生息する。ところが、ヤマトイワナは著しく減少して、現在、静岡県の絶滅危惧種に指定された。
ヤマトイワナ減少の原因は静岡県
引用元: ・【静岡】「矛盾だらけ」で「デタラメ」の静岡県リニア専門部会…支離滅裂すぎる川勝知事の「二枚舌」 [ぐれ★]
これはこれ
怖いのか?熱海の土砂崩れと同じでマスゴミどもは
読むこともあまりやらない。
やめちまえw