“あいさつ不要論”が出る日本とは対照的 買い物や交通機関でもあいさつ必須のイギリスやフランス 日本人女性が感じたこととは 日本を離れて海外を旅したり、いざ暮らしたりすると、驚きの発見が何かしらあることは間違いありません。これまでの連載でもいろいろと書いてきましたが、なかでも驚いたのは、日本とは比べ物にならないほどあいさつが頻繁に交わされることでした。
それは、私が初めて長期間の海外暮らしをすることになった、イギリスに着いてすぐに感じました。街のありとあらゆるシーンで、とにかくあいさつが飛び交っています。
たとえば、カフェやスーパーマーケット、雑貨屋さん、レストランやパブといったお店に入店するとき。日本では、店員さんから「いらっしゃいませ」と声をかけられるのが一般的です。しかし、イギリスではどこへ入るのにも、とにかく客側からのあいさつから始まります。また、レジでの支払いや注文時など、店員さんとやりとりが必要な場合には必ず「Hi」「Hello」などのように、軽くあいさつをしてから本題に入ります。
これはバスやタクシーなど交通機関でも、ホテルでも見かける光景です。バスに乗って、運賃を支払うためにオイスターカード(電子交通カード)やクレジットカードをピッと機械にタッチするときに「Thank you」とさっと言うのは普通。降りるときも「Thank you, driver!」と言っていく人をよく見かけます。タクシーやUberに乗っても、それは一緒です。
また、ショップに入ったものの、何も買わずに出ることもあるでしょう。たとえ見るだけで終わったとしても、「ありがとう」「さようなら」などと言って去るのがマナー。何も言わない人も見かけますが、大部分の人があいさつをしているイメージです。
このあいさつが飛び交うシーンに、最初はある意味びっくりしました。というのも、日本では客側が一切話さなくても、何も不自由なく物事が進むのが普通になっていますよね。それに比べて、こちらでは人と接するときは何かしら必ず言うと言っても過言ではないかもしれません。
引用元: ・挨拶をしない日本人、ただの異常者だった… 「こうゆう人、海外行ったり海外生活できません」 [271912485]
続き その習慣に慣れたと思っていた私でも、フランスに移動してからまた驚きました。なぜなら、そのあいさつの頻度や範囲が輪をかけて広いから。冒頭に書いた「Bonjour(こんにちは)」はもちろん、「Merci(ありがとう)」「Au revoir(さようなら)」の3点セットは、いつでもどこでも欠かせません。
さらに、向こうもあいさつをしてくれるのが普通なので、「Bon journee(いい一日を)」などと言われると「Merci, vous aussi(ありがとう、あなたも)」とお返しするまでがセット。ある程度定型化しているとはいえ、なんとなくどういう流れなのかがわかるまでは、少しどぎまぎしてしまいます。そして、このあいさつ一回に割かれる時間が長いのだなぁと改めて思いました。
さらに、イギリスではあまりありませんでしたが、フランスでは店員さんなどのスタッフだけでなく、その場にいるほかの人たちにもあいさつをします。たとえば、病院の待合室に入ったときや、待っているときにほかの患者さんがいればあいさつをします。それに、お店に入るときや出るときも、ほかのお客さんがいれば声をかけますし、電車内で車掌さんが見回りで歩いて来たときなども例外ではありません。とにかくこれでもかというほど、さまざまな場面で、誰にも彼にも必ずあいさつします。
ここまで徹底したマナーは、私も初めての経験。フランスへ引っ越した最初の頃は、言われてから初めてお返しするくらい、どこで言ったらいいかわかりませんでした。ところが、今ではもう、どこでも言うというマインドセットでいたほうが簡単なことに気づきました。つまり、一日中何かにつけて言い続けてもまったく不自然ではなく、逆に言い続ける必要があるかもしれません。
日本人って挨拶もせずに個人店やレストランに入ってくるやつ居てビビるよね
非常識にも程がある
気持ち悪い
気持ち悪いってお前の顔が?
世界の常識が通用しない日本
怪しいと速攻マークされて通報案件

