THE ANSWER
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB(東京D)の日本はチェコを10-2で下し、開幕3連勝を飾った。一方、初出場のチェコの先発オンジェイ・サトリアは随所に侍ジャパン打線を翻弄。3回5安打3失点だったが、大谷翔平投手から空振り三振を奪った。普段は「電気技師」として働く右腕に対し、米メディアは「ほぼ間違いなく世界最高の選手であるショウヘイ・オオタニから三振を奪った」と仰天した。
サトリアは大谷を2打数無安打に封じた。初回2死走者なしで115キロのチェンジアップを引っかけさせ、一ゴロに仕留めると、3回1死二塁では116キロのチェンジアップで空振り三振。球速は130キロに満たないが、日本打線に立ち向かった。チェコ国内リーグで通算60勝。同国野球協会公式ツイッターによると、普段は「電気技師」という。
サトリアは降板後、べンチに戻ると、大谷から三振を奪った際のボールを受け取った。自慢するかのように記念球を掲げて笑顔。そんな奮闘ぶりを米誌「スポーツ・イラストレイテッド」が伝えた。「WBCでプレーするチェコの電気技師がショウヘイ・オオタニを三振に」の見出しで記事を掲載。こう伝えている。
「チェコで電気技師を仕事にしているオンジェイ・サトリアが、ほぼ間違いなく世界最高の選手であるショウヘイ・オオタニから三振を奪った」「サトリアは身長5フィート9インチ(約175.3センチ)、168ポンド(約76.2キロ)。この試合でのフォーシームの最速は79マイル(約127.1キロ)だった。彼は3回3失点で登板を終えたが、チェコは日本の現役最高の選手たちを相手にコールドを避け、9回を戦い抜いた」
チェコはニカラグア、英国とともに今回がWBC初出場。ロースターの大半の選手が国内アマチュアリーグでプレーし、他の職業に就いている。佐々木朗希投手の剛速球に振り負けない打撃を見せ、同誌は「その結果、日本のようなチームと対戦することそれ自体が偉業だ」と称賛。「試合後、オオタニはソーシャルメディア上の投稿でチェコに『リスペクト』と敬意を示した」と伝えた。
1勝1敗のチェコは12日、2敗の韓国と対戦する。記事では「次のラウンドに進むためには残り2試合に勝つ必要があるだろう。しかし。少なくともこの国の選手たちはこのトーナメントから信じられないほど素晴らしい経験を得ている」としている。
ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/232334445eb754b165dbe9bc3012c5fc682bbb05
引用元: ・【チェコ戦】「電気技師が大谷翔平から奪三振」 チェコ右腕に米誌も仰天「WBCで素晴らしい経験」 [夜のけいちゃん★]
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/256625
2023年3月12日 06:15
中西崇太
フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、プロに転向した羽生結弦(28)が自ら座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata」(10~12日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)を、ロシアメディアも大々的に報じている。
羽生は宮城・東北高1年時に東日本大震災で被災。自宅は全壊判定を受け、避難所生活を余儀なくされた。そんなどん底の羽生を救ったのは、停電の中に広がる満点の星空だった。公演名の「notte stellata」はイタリア語で「満天の星」を意味する。
「人生のちょっとした苦しいところでこの『notte stellata』のプログラム、星みたいなものがちょっとでも希望を届けるものになっていたら」
東日本大震災から12年という節目のタイミングでの公演を通じ、自身の思いを発信している。
そんな姿にロシアメディア「SPORT24」は「フィギュアスケートを引退してからも、羽生結弦はスポーツ以上のパフォーマンスでファンを喜ばせている。羽生結弦の新たなプロジェクト、3日間のアイスショー『notte stellata』は世界中に広がっている」と報道。単独アイスショー「プロローグ」や「GIFT」後も精力的に活動する姿に対し、賛辞の言葉を送った。
公演2日目の11日は、ちょうど東日本大震災が発生した日。発生時刻の午後2時46分には黙とうをささげた。同メディアは「今回のアイスショーは、自然災害で最も大きな被害を受けた日本の東北地方に敬意を表するものです」と伝えた。
12日は公演の最終日。共演者の鈴木明子氏、宮原知子氏らとともに、希望という名の〝未来〟を照らす。