【結婚、年収1000万円でも選ばれない中年男性】東京都立大の高橋勅徳准教授 「年収1千万円、離婚歴もない、それでも、婚活市場は厳しかった」

当事者として感じたことを語ってもらった。

「『優良物件』と言われたが……」　東京都立大学准教授の高橋勅徳氏

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD270LP0X20C25A5000000/

婚活市場で「僕の価値はゼロだった」　年収1000万円「超優良物件」の准教授を「全敗」させた力学とは
https://www.tokyo-np.co.jp/article/375392

結婚する人が減っている。生涯未婚率は年々上がり、呼応するように少子化が進む。一方で、婚活する人は多く、事実婚や同性婚を望む人も。結婚についてどう考えているのだろう。

今回は自らの体験を基に婚活市場を分析した大学准教授の話。

「2年半で200～300人の女性に会ったが全敗。婚活市場で僕の価値はゼロだった」。東京都立大大学院准教授の高橋勅徳（みさのり）さん（49）＝経営学＝は、自身の婚活を淡々と振り返る。

始めたのは、43歳だった2018年2月。年収1000万円、離婚歴はない。学生時代に交際した女性もいた。結婚相談所に勤める教え子に「超優良物件。すぐに相手が見つかる」と言われ、背中を押された。

だが、大勢の男女が理想の相手を求める婚活市場は過酷…