【写真】闘病中の初代タイガーマスク 自力歩行でリングイン
佐山はリング上で「私たちの昭和のプロレスの父を失いました」と恩人である新間さんを悼み、「新間さんとの約束通り、今日皆さんの前に立った。私も(最近は)歩けなかったが、今日歩けるようになって帰ってきました」と報告。「このままいけば1年後には再デビューできそうです」と冗談も交えるなど、元気な姿を見せてファンの喝采を受けた。
前田によれば、新間さんの遺言で2人で仲良くするように言われていたといい、4月29日の通夜の席で再会した際に佐山と会話して和解したという。佐山は「新間さんが僕らの姿を見て一番喜んでいるのではないでしょうか」と笑い、天国に報告。最近も前田と1時間電話で会話したといい、「ニューヨーク(米国の団体)に負けない新しいプロレスラーを育てようと。敏しょう性があって、力があって、藤原さんみたいに強そうで怖そうで酔っ払いそうな、そういうしっかりした選手を育てたい。前田君がいいヒントをくれて、昭和のプロレスみたいに実戦を基にした俊敏なプロレスラーを育てましょうと。お互いに竹刀を使ってやりましょうと言って(笑)」と新たな構想を明かした。
前田は「時間をかけて。自分らの頃はメインイベンターをつくるのに5年かかったんですよ。自分も18歳で入って、(首と両脚の)三点ブリッジで2人、3人(上に)載せられるくらいが最低ラインだった。みんな打たれ強かったし、事故的な落ち方をしてもケガをすることは無かった」と当時のプロレスラーに自負を込め、「今のプロレスを見ていると、そういう体ができていないにも関わらず、自分たちの時代(昔の)レスラーのイメージで、自分が受けられないことを行って相手を壊すのがほとんどだと思う」と持論を述べた。「まずは時間をかけて、選手をビシッとレスラーの体にしてリングに上げたい。(佐山と2人で協力?)そうできたら最高ですね」と青写真を描いた。
それを聞いていた藤原が「俺は先がないので、2人を見守るだけです」と言うと、佐山は「(新構想の弟子は)酒は禁止です」と酒好きの藤原をイジり、組長は「最後はやっぱりアル中で死ぬのかな」と苦笑いしていた。
6/12(木) 22:17配信 デイリースポーツ
初代タイガー佐山聡、確執の前田日明と雪解け新構想「竹刀持って昭和のようなレスラー育てようと」 前田は持論「今のプロレス体できてない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/db2cb14da618a47e7eedcf5cc85d5649b522e814
握手を交わす左から前田日明、初代タイガーマスク、藤原喜明
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引用元: ・【プロレス】初代タイガー佐山聡、前田日明と和解 新構想も「竹刀持って昭和のようなレスラー育てようと」 [シャチ★]

