2025年6月14日(土) 20:30選択的夫婦別姓の議論が始まってから約30年。いまだに改姓するのは女性が95%という状況です。いまの国会でも成立は見通せません。仕事などに多くの支障が出ている女性たちの切実な声とは。
「何がかわいそうなんだろう。『私は幸せだよ』って」別姓家庭で育った子どもは
決まらない選択的夫婦別姓。導入に慎重な理由として、子どもへの影響をあげる主張がある。夫婦別姓の家庭で育つ子どもには、実際にどんな影響があるのか。
小池真実さん(24)のお宅を訪ねた。
山本恵里伽キャスター
「表札、名前が2つ並んでるんですが?」
小池真実さん
「私の両親の名字がそれぞれあって、私と父の『小池』と、あと母の『内山』で書いてあります」
父親の小池幸夫さんと、母親の内山由香里さんは1991年に結婚。今は事実婚の状態だ。
真実さんの母親 内山由香里さん
「自分が小池と名乗ったときに、自分じゃないというか、違和感がすごくあって。子どもが生まれたら離婚しようかって」
真実さんの父親 小池幸夫さん
「うちの場合は、妻が子どもは小池姓。内山姓にしたいわけではない、という考えがあったので」
真実さんの母親 内山由香里さん
「私は自分は変えたくないけど、子どもを自分の姓にしたいと思ったことは一度もない」
山本キャスター
「家族の一体感が失われるという声もあるが?」
真実さんの父親 小池幸夫さん
「全く根拠がない。腹立たしい」
真実さんの母親 内山由香里さん
「家族の形を自分たちで選べるというのが大事。一方的にかわいそうとか、一体感がないとか決めつけないで欲しい」
10日、国会に招かれた専門家の一人は、夫婦別姓が家族に与える影響について、こう指摘した。
公明党推薦 文教大学(家族心理学)布柴靖枝 教授
「すでに導入された海外では別姓であっても、家族愛や夫婦愛は何ら変わることはなく、ましてや家族の一体感を失うとか、子どもの精神に悪影響を与えるという報告は、私が聞いたところではございません」
真実さんの母親 内山由香里さん
「30年以上ずっと待ち続けていて、なのに未だに『優先順位が低い』とか、『議論がもうちょっと』とか何で?って。もう十分でしょって」
小池真実さん
「離婚って結構大きい問題というか、普通の人が聞いたら『え?』となることを何回もしないと、(母は)内山ではいられなかった。そこまでしないとそれができない今って何なんだろうって」
引用元: ・【選択的夫婦別姓】「名前が増殖」「どうして改姓させたいのか?」議論進まず約30年 苦悩する当事者の声 妻の姓に改姓した男性も [ぐれ★]
子供の意見を聞かない親の典型
同居ならお望み通りの夫婦別姓だよ

