■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 準々決勝 キューバ代表4-3オーストラリア代表(15日・東京ドーム)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は15日に準々決勝が行われ、1次ラウンド・プールA1位通過のキューバ代表がオーストラリア代表(プールB2位)に4ー3で勝利。接戦を制し第1回大会(06年)以来の準決勝進出を果たした。
キューバは1ー1の同点で迎えた5回に元ソフトバンク・A.デスパイネ(36)の犠牲フライで勝ち越しに成功。さらにY.ギベルト(28)のタイムリーで4-1とリードを広げた。6回に3人目・R.エリアス(34)が2ランを被弾するが、ソフトバンクのL.モイネロ(27)、中日のR.マルティネス(26)ら“NPB勢”が踏ん張り、1点差を守り切った。
キューバの先発はY.ロドリゲス(26・中日)。プールA初戦のオランダ戦(8日)では4回1失点。来日3年目の昨季はリリーフに転向し39ホールドを挙げ、阪神の湯浅京己(23)とともに最優秀中継ぎ投手に輝いた。捕手は昨季まで中日でプレーし日本ハムに移籍したA.マルティネス(26)。
立ち上がりはストレートと得意の縦のスライダーを織り交ぜ、先頭打者を見逃しの三振、2番打者は詰まって二ゴロ、さらに1次ラウンド2ホーマの3番・R.グレンディニング(27)を空振り三振に仕留め、上々の立ち上がりをみせた。2回は元オリックスのD.ジョージ(30)にフェンス直撃の二塁打を浴び、送りバントで三塁へ進まれると、続くR.ウィングローブ(22)にライト前にタイムリーを打たれ先制点を献上してしまう。
3回は3連続四球で2死満塁とピンチを招くがD.ジョージを遊ゴロで切り抜けた。4回にも2者連続の四球、1死一・二塁となったところで交代。
2人目のM.ロメロ(28)が空振り三振、遊フライで火消しに成功すると、イニングをまたいだ5回にはフェンス手前への当たりをレフトのR.サントス(35)がファインプレー。その後ヒットでランナーを一人出したが二塁を踏ませなかった。
キューバ打線は1点を追う2回、A.マルティネス(26)のライト前ヒットと四球で2死一・二塁とするが、ここまで1次ラウンド全試合でヒットを放っているY.ムヒカ(38)が中フライ。3回は1番サントスの四球、ホワイトソックスのY.モンカダ(27)がフェンス直撃の二塁打で無死二・三塁のチャンスを作ると、続くロベルトの遊ゴロ間に1点を返しすぐさま同点に。
5回はサントスのヒット、モンカダの四球などで無死満塁とすると、A.デスパイネ(36)の犠飛で2ー1と勝ち越しに成功。さらにE.アルエバルエナ(32)のヒットで再び満塁とし、Y.ギベルト(28)がライト前へ2点タイムリー。4-1とリードを広げた。ギベルトはWBC5戦目で初打点をマーク。
リリーフ陣は直後の6回、メジャー通算22勝のR.エリアス(34)がマウンドに上がり、先頭打者が内野安打で出塁すると、続くR.ウィングローブ(22)に2ランを浴び、4ー3と1点差に詰められた。7回はエリアスが3者凡退。8回はソフトバンクのL.モイネロ(27)が登板し、2者連続の四球を出すが、U.ボヤルスキー(24)を空振り三振、WBC3度目のベテラン・T.ケネリー(36)を右飛に抑えた。9回は中日の守護神・R.マルティネスが3者凡退で1点差を守り切った。
準決勝は日本時間20日、マイアミ ローンデポ・パークで行われる。16日は侍ジャパンがベスト4を懸けイタリア戦に挑む。
【キューバ過去WBC成績】
06年 準優勝
09年 2次ラウンド敗退復活2回戦で敗退
13年 2次ラウンド敗退復活2回戦で敗退
17年 2次ラウンド全敗
23年 準決勝進出
https://news.yahoo.co.jp/articles/556ddfed1e9dceb4ae2f1cdd8de65eae5472d15f
引用元: ・キューバが4大会ぶり準決勝へ!元鷹デスパイネが決勝犠飛、終盤モイネロ、R.マルティネスが1点差守り切る【WBC準々決勝】 [Ailuropoda melanoleuca★]
エアプおつ
リードされて終盤を迎えると諦めなきゃならん