【参院選】参政・神谷代表「ジェンダーフリーとかいらないんですよ。男は男らしく、女は女らしくでいいじゃないですか」

今月20日投開票の参議院議員選挙。選挙戦も終盤を迎える中、自民党総裁の石破総理と参政党の神谷代表が愛媛入りしました。

きょう夕方、愛媛選挙区に立候補している自民党・新人候補の応援のため四国中央市を訪れた石破茂総理。

石破首相：
「『消費税廃止』。消費税好きな人なんて誰もいませんって。じゃあ医療は、年金は、介護は、子育ては誰が出すの。どこからお金持ってくるの。5年先、10年先どうするの。それをきちんと語らないで何が政治だ」

石破総理は、医療やインフラ整備のための財源が不足するとして、野党が主張する消費税廃止やガソリン暫定税率廃止を批判。企業への投資や支援で賃上げを続けると訴えたほか、いわゆる2万円給付の必要性を強調しました。

石破首相：
「これから先、給料を上げていきます。物価上昇を上回る賃金上昇。『お前、選挙だからって調子のいいことを言うんじゃねえよ』。そうではありません。賃金を上げ、下請け、孫請けという言葉をあえて使います。そういうところに早くお支払いをし、新しいサービスを作る。そういう投資を行う。それによって日本の経済は伸びるのです。まだまだ所得の上がらない方、賃金上昇ったって関係ないよという方もいらっしゃるでしょう。そういう方に早くお金をお届けをする。それが給付金なのです。困ってる人に手厚く、早く。そういうことを私たちはやっていきます」

一方、きのう午後7時、参政党の新人候補の応援のため松山市を訪れたのは神谷宗幣代表です。

神谷代表：
「家族を作るには男女が愛し合わないといけませんよね。 だから、ジェンダーフリーとかいらないんですよ。男は男らしく、女は女らしくでいいじゃないですか。中にはLGBTの方もいらっしゃる、でもそれも個性で認めてあげればいい、でも原則男は男、女は女じゃないですか」

神谷代表は、
・まずは国民の暮らしを豊かにするために減税と積極財政を行うこと
・現行のLGBT理解増進法の廃止と同性婚への反対など党の公約を訴えました。

また、今回テーマとして掲げる『日本人ファースト』については…

神谷代表：
「差別はする必要全くないし、肌の色が違うから、国籍が違うからといって人を見下したり罵声を浴びせたり、就職で差別をしたり、それはよくない。でも、違うんですよ。日本は日本人の国だから、まず日本人の生活が成り立つように して、日本の人たちがほんとに 豊かでお金が余っていたら、外国の人もどんどん受け入れて、 奨学金とかもあげればいいんですよ。こんだけ財源がない、財源がないっつって税金搾り取ってね、通勤手当にまで税金かけようっていうんでしょう。何でそこまでして金搾り取るのに、そんな外国人に何百億もあげないといけないんですか。おかしいよって話ですよ。順番が違うっつって。それを差別だとか言わないでください。違いますよ優先順位の話です」

参院選・愛媛選挙区には、現職と新人あわせて5人が立候補しています。