男が妻の入場券を使い‥ 職員は性別に疑問を感じたものの投票用紙渡す・越前

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20230409/3050014397.html
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越前市は、市内の投票所で選挙権のない７０代の男性が妻の入場券を使って
県知事選挙の投票用紙を受け取り、投票したとみられると発表しました。
投票は有効票として扱われるということで、市の選挙管理委員会は「深くおわびします」というコメントを出しました。

越前市選挙管理委員会の発表によりますと９日午前９時ごろ、越前市の吉野小学校に設けられた投票所で、
選挙権のない７０代の男性が妻のもとに届いた入場券を提示しました。
市の職員は、性別に疑問を感じたため名前を確認しましたが、本人が妻を名乗ったため県知事選挙の投票用紙を交付したということです。

その後、男性が県議会議員選挙の受け付けをした時に別の職員が気づき、
ほかの職員を呼んで問いただしたところ、妻の入場券を使ったことを認めたということです。

男性は、県知事選挙については投票したとみられますが、市の選挙管理委員会は確認できていないとした上で、
投票されていたとしても特定できないため、有効票として扱われると説明しています。

越前市選挙管理委員会の魚谷充裕委員長は「候補者や市民のみなさまに多大なご心配をおかけし、
深くおわび申し上げます」というコメントを出しました。

04/09 19:20