【ウェブトゥーン】韓国発「タテ読み漫画」はなぜ日本に根づかないのか? 

1: 動物園φ ★ 2025/11/27(木) 11:27:51.82 ID:QdodH/vB
“マンガ界の黒船”のはずが…韓国発「タテ読み漫画」はなぜ日本に根づかないのか? 「異世界転生ものには合うけれど、バトル漫画には不向き」と評される理由
11/19(水) 17:12配信デイリー新潮

やはり漫画は“紙”なのか

 2020年代初頭から爆発的に普及し、一時は“次世代の漫画”としてもてはやされたWebtoon(ウェブトゥーン)。国内でもIT系の新興企業や漫画配信を行う企業などが参入し、Webtoonを推進するコンサルタントまで現れた。大手出版社も関心を示し、水面下では企画を進めていたと聞く。

 ところが、現状、集英社やKADOKAWAがサイトを開設しているものの、大手が参入する例がほとんどみられない。むしろ、国内では従来型の漫画の方が支持を集めている状況にあり、ひっそりと市場から撤退する事例も出ているという。漫画市場を席巻すると目されていたWebtoonは、これからどうなっていくのだろうか。【文・取材=山内貴範】

Webtoonの編集プロダクションも生まれたが

 Webtoonは、韓国発祥の「縦読み(縦スクロール)」の漫画である。紙ではなく、スマートフォンの画面で読まれることを前提に作られている点に特徴がある。象徴的な作品といえば、韓国の同名の小説をコミカライズした『俺だけレベルアップな件』だろう。2018年にWebtoonでコミカライズされると、2024年時点で全世界累計143億Viewを記録するヒットとなった。

 その後も、韓国からいくつものヒット作が生まれたことを受け、日本の大手出版社もWebtoonの本格参入を検討し始めた。一時期は、SNSに漫画家を募集する広告が多数登場し、ネットニュースでも「日本の漫画はオワコン」「韓国の漫画が世界を席巻する」などのフレーズとともに、その盛り上がりを伝える記事が多かった。

 しかし、その勢いはだいぶ沈静化した印象を受ける。あるWebtoonを配信する企業がヨーロッパから撤退したというニュースも流れ、漫画家の間でも関心が薄れつつあるようだ。大手出版社で連載をもつ漫画家A氏は、一度Webtoonを描こうと模索したものの、従来の漫画のメリットに気づいたといい、「漫画制作のスタイルが、日本に合っていなかったということなのでは」と話す。

「Webtoonは漫画とアニメの中間的なコンテンツといえます。通常の漫画は漫画家が1人でも制作できるのに対し、Webtoonは分業制になっているのです。一本の作品に対し、リオ、下絵、ペン入れ、着色などの担当者がいるため、結果的に一人当たりの取り分が減ってしまうんですよ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7928b846a2c12d877dfd3cf60900e60cdf7e41a

引用元: ・【ウェブトゥーン】韓国発「タテ読み漫画」はなぜ日本に根づかないのか?  [動物園φ★]

2: 動物園φ ★ 2025/11/27(木) 11:28:21.50 ID:QdodH/vB
Webtoonの漫画家は儲かるのか

 A氏はさらにこう続ける。

「一般的な漫画であれば基本的に版権も漫画家が所有することになりますが、Webtoonはそのへんが曖昧です。明らかに漫画家よりも配信会社に有利にできていて、漫画家にとって、収入面でも、権利面でも、おいしいシステムではない点が嫌厭されてしまう要因だと思います」

 Webtoonの漫画家が儲かっているというニュースが出たことがあるが、「韓国ならまだしも、日本でそういった例は聞いたことがありません」と、A氏は首をかしげる。ちなみに、「韓国では年収2000万のWebtoon作家がいるから、凄い」という趣旨の報道がなされたこともあったが、日本にはそのレベルの収入を得ている漫画家は決して珍しくない(筆者の知り合いだけでも何人もいる)。

 漫画家のB氏は、「Webtoonへの参入を画策していたある大手出版社に依頼され、水面下で漫画を描いていた」と話す。しかし、その計画は頓挫してしまったようである。

「私も長年付き合いのある編集さんから、Webtoonの漫画を描いてくれないかと相談がありました。そこでリオをもとに、私なりに描き始めたのですが、編集さんがたくさんいるクリエイターをまとめることができませんでした。結果、企画はすべて流れてしまいました。従来の漫画とは異なる編集スキルが必要なのかもしれません」
日本人には縦スクロールが読みにくい

 そもそも、日本人には慣れ親しんでいた従来の漫画のフォーマットが読みやすく、縦スクロールの画面に適応するのが難しいという意見もある。デメリットが少なくないため、自然に淘汰されているのではないかと、WEBコミックなどで連載をもつ人気漫画家のC氏が話す。

「Webtoonは画面をスクロールするのが意外に面倒で時間がかかるのですが、その所要時間に対して、漫画の展開が遅いという“タイパ”の面で弱点があります。日本語の書き方がそうなのですが、日本人の頭脳は“横に進む”ように特化しており、“縦に進む”ものに適応しにくいという意見がありましたが、Webtoonが受け入れられないのはそのためかなと」

 日本のコンテンツ産業の市場規模は3兆円をゆうに超え、出版社も大きな利益を上げている。しかし、アニメ化されるなどしてヒットしている漫画は、従来の横読みの漫画ばかりなのだ。既出のB氏が言う。

「結局、昔ながらのスタイルの日本の漫画の方が、自由な表現ができるということなのでは。どうしても、Webtoonは大量の登場人物を出しにくいとか、大胆な構図をとることができないなど、制約が多すぎる。恋愛ものや異世界転生ものならWebtoonでもやりやすいのですが、『ドラゴンボール』のようなバトル漫画には不向きといわれています」

3: 動物園φ ★ 2025/11/27(木) 11:28:45.27 ID:QdodH/vB
マーケティングに依存しすぎている

 Webtoonに参入している企業は、振興のIT系の企業が多い。こうした企業は、漫画の制作にまでマーケティングの手法を導入しすぎている点が、問題だとする指摘もある。読者に受けるタイトルから、キャラの表情や顔のアングルまで、データやAIを駆使して分析している企業があるが、「そのせいで、似たり寄ったりな作品ばかりになっている」と、C氏が言う。

「日本の漫画が爆発的なヒットを出せているのは、少数精鋭で作っているためだという説もあります。Webtoonは多くの人が関わっているわけですが、集団になればなるほど、実験的な表現を試すのが難しくなると思うんですよ。マンネリ化してしまう要因はそこにあるのでは。今後、Webtoonは生成AIなどを使って、製作費をかけない形で生き残っていくしかないのではないかと思います」(C氏)

 海外で流行っているものをすぐ真似したくなるのは、飛鳥時代にも、安土桃山時代にも、明治時代にも行われてきた日本人の性のようなものであろう。しかし、日本には独自に進化した従来の漫画があり、そのスタイルが世界中のファンを掴んでいることを忘れてはならない。

 3年ほど前には、筆者の知り合いの経営者にも、投資関連のコンサルから「Webtoonに出資してほしい」と勧誘があったと聞く。筆者の私見であるが、新しいものを進化させるのは海外に任せれば十分だと思う。日本企業は流行りものに投資するよりも、従来のスタイルを極めたり、才能あるクリエイターに積極的に投資したりするほうが得策だと思うのだが、どうだろうか。

7: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2025/11/27(木) 11:30:17.67 ID:3kUMTxBP
マンファどうしたの
8: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2025/11/27(木) 11:30:36.11 ID:FqR3StrF
>>3
ほんと見当違いばっかだな
日本は多くの漫画家志望の人が居て日の目を見るのはほんの1握りの人だけなのに
9: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2025/11/27(木) 11:32:33.08 ID:3kUMTxBP
書きたいものを書けよ
金稼ぎの手段にするのはいいが、パクるなよ
10: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2025/11/27(木) 11:32:39.15 ID:zP3+TFMD
単純にコンテンツに魅力が無い
売れた作品の二番煎じにAI使った似たり寄ったりの絵柄じゃ読む気が起きない
11: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2025/11/27(木) 11:33:08.22 ID:V4ZCQNuH
日本じゃなくて世界に根づかないだけ。
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