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小林鷹之政調会長(25年9月撮影)
与野党の政策責任者が生出演し、30日に放送されたNHK「日曜討論」(日曜午前9時)で、台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁に関するれいわ新選組の大石晃子共同代表の発言に対し、自民党の小林鷹之政調会長が、「撤回」を求めるひと幕があった。
高市首相の国会答弁以降、日中関係が悪化する中、今後中国とどう向き合うかというテーマに関し、大石氏は「日本政府は悪くない、中国が悪い、という演出というか、持って行き方がある。この背景は、自民党が戦争を準備していて、アメリカに着いていって台湾をめぐって中国と一戦交えるぞと、戦争をやっていくぞという準備を進めているのが背景にある」と持論を展開。「どうか、これを聴いている日本の主権者のみなさん、そこはぜひ冷静になっていただきたい」と私見を口にした。
大石氏は「自国の生産や消費を外国に頼らないという話があったが、依存させてきたのも自民党や歴代政権だ」とも主張。農家の減少や、中国に部品などの輸入で依存している状況の中、何らかの事情で2カ月輸入が途絶えた場合、約53兆円のマイナスとなるという試算のデータを紹介しながら「中国にこのくらい依存してしまっている」と、主張を繰り返した。
これに対し、小林氏は「今、『自民党が戦争を準備している』とおっしゃいましたが、不適切な発言。それは撤回していただきたい」と、強い調子で大石氏に発言撤回を求めた。
その上で、「私たちはそういうつもりでやっているわけでなく、いかに戦争にならないよう、有事を抑止するかという観点から、我が国の防衛力強化もやってきているし、中国やアメリカを含めた他国との戦略的な外交をやってきている。今おっしゃっていたリスク管理の話も、自民党が主導して経済安全保障法の推進もしてきた。こうした取り組みをリードしてきている自負がある。その認識については、しっかり共有いただきたい」と、大石氏をいさめるように、真っ向から異議を唱えた。
これに対し、大石氏は自席から「実態が伴っていない」と発言。司会者に「発言は控えていただきたい」とたしなめられたが、それでも手を上げ、「どっちの発言を撤回すべきか、後で決着をつけましょうよ」として、小林氏の撤回要求には応じなかった。
この後に発言を求められた共産党の山添拓政策委員長は、「あの、戦争は、だれも望んでいないのは当たり前です」としながらも、「ただ、高市首相の答弁は戦争になり得ると宣言したものですから、だから許されないということを申している」と、訴えた。
引用元: ・「自民が戦争を準備」れいわ議員発言に「不適切な発言。撤回を」自民・小林鷹之氏が怒りの抗議 [582792952]
であるならやはり中国は武力行使による台湾統一を計画しているということか

