【東京新聞】立民、同性婚求める子どもの手紙を国会で朗読　岸田首相は「みんなで結論を出しましょう」#岸田総理に手紙を書こう

なで結論を出していきましょう」。岸田文雄首相は6日の参院予算委員会で、同性カップルの元で育つ小学生らが「ママが2人のことを、なぜ分かってくれないんですか」などと訴えた首相宛ての手紙に言及した。

同性愛者であることを公表している立憲民主党の石川大我参院議員が、予算委で同性婚について質問。元首相秘書官の差別発言を受け、子育て中の当事者らでつくる団体「にじいろかぞく」が始めたプロジェクト「#岸田総理に手紙を書こう！」に触れた。

石川氏は、2月15日本紙朝刊で紹介した小学1年生のメッセージを朗読。岸田首相は「手紙を読ませていただいた。重く受け止めなければならない」などと答えた。

同団体の共同代表で、自身も女性同士で3人の子どもを育てた小野春さん＝東京都世田谷区＝は「首相が子どもたちの声に自ら答えてくれたのはうれしい。子どもに恥じぬよう、しっかり議論を進めて」と期待した。　（奥野斐）

https://www.tokyo-np.co.jp/article/234951