小雨の中、19選手が参加して午前7時30分にスタート。16人が先頭集団を形成し、スローペースで目まぐるしく先頭が入れ替わった。15キロ過ぎにペースが急激に上がり、ここで吉田祐也(29=GMOインターネットグループ)が遅れた。
冷静に先頭集団でレースを進めた山下が30キロ付近で先頭に立ち、ペースを上げると集団がばらけた。終盤はバルワル(インド)との一騎打ちとなったが、36キロ手前で仕掛けて差を広げ、独走のままフィニッシュ。トレードマークの“イチタカスマイル”が輝いた。
23年世界選手権ブタペスト大会代表で、日本歴代6位の2時間5分51秒を持つ29歳。日本勢の金メダルは18年ジャカルタ大会の井上大仁以来2大会ぶりで、三菱重工の先輩に続いてアジア王者となった。
◇山下 一貴(やました・いちたか)1997年7月29日生まれ、長崎市出身の29歳。瓊浦高から駒大へ進み、箱根駅伝は2年時から3年続けてエース区間の2区で出場。19年に三菱日立パワーシステムズ(現三菱重工)入り。21年2月のびわ湖毎日でマラソンデビュー。23年3月の東京7位で同年8月の世界選手権(ブダペスト)代表に選ばれ、日本人トップの11位。今年2月の大阪で6位に入り、27年MGCの出場権を獲得した。1メートル72。
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2026/09/26/articles/20260926s00057000119000c.html
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