近年、パソコン作業やゲームで脳に負担をかけて「疲れた」と感じると、甘いコーヒー飲料やエナジードリンクを手に取る人が多い。一時的に疲労感の改善にも効果があるとされるが、砂糖やカフェインの摂取量が増えると、生活習慣病などを引き起こすおそれもある。そこで、高橋さんらは無糖の強炭酸水に着目し、炭酸飲料大手のアサヒ飲料と連携して研究を始めた。
研究は、素早い判断や細かな注意力を問われるeスポーツを活用。平均年齢22・9歳の男女14人が、サッカーのゲームを3時間プレーした。参加者は1時間おきに強炭酸水を飲み、疲労度のチェックと、血糖値や心拍数を測定するテストを繰り返した。別の日には、強炭酸水を真水に変えてプレーし、効果を比べた。
その結果、強炭酸水を飲んだほうが、真水に比べて参加者の疲労感の増加が抑えられたほか、「楽しい」という感覚も高まった。判断のスピードや正確性が低下しづらくなる効果も確認できたという。
松井准教授によると、炭酸の刺激がのどに触れて脳幹に伝わり、神経活動を活性化させたとみられる。血糖値や唾液中のストレスホルモンを測定しても、強炭酸水と真水の時で大きな差はなく、甘い飲み物を飲んだときのように体に大きな代謝の負担がかかっていなかったこともわかった。
また、強炭酸水を飲んだ時は、プレー中の反則行為が少なかったという。参加者の「我慢強さ」が高まっていたとみられ、松井准教授は「実生活でも甘い飲み物ではなく強炭酸水を飲めば、疲れがたまっても、周囲に『余計な一言』を言わずに済むかも」と笑う。
7/9(木) 9:57配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4494255562bc8283ac1425b99393b628ce42f4b
引用元: ・【研究】脳疲労に強炭酸水、シュワシュワとした刺激で脳神経が活性化か…筑波大が発表「日々パソコンと向き合う社会人に有効」 [シャチ★]

