自民党内で唯一の派閥を率いる麻生太郎副総裁が存在感を際立たせている。特別国会では、皇族数確保に向けた改正皇室典範の成立を主導。高市早苗首相が決断した飲食料品の消費税減税には、首相の「後ろ盾」でありながら面前で「反対」を唱えた。
ただ、高い人気を誇ってきた高市内閣の支持率急落は、異論が残る中での皇室典範の拙速な審議が一因との見方があり、党内では「政権の足を引っ張っている」と冷ややかに見る向きもある。
「私の意見としては反対だが、首相として決めたことは尊重せにゃならん」。7月28日、自民党本部。首相から事前に飲食料品の消費税を1%に引き下げる方針を伝えられた麻生氏は、容認しつつも納得したわけではないとくぎを刺したという。
8年9カ月にわたり安倍晋三政権などで財務相を務め、消費税を2度引き上げた麻生氏。
首相が消費税減税を掲げて衆院選に大勝した後も「社会保障費の財源確保がどれだけ大変か」と周囲に語るなど、一貫して否定的な考えを示してきた。自ら連立入りを働きかけてきた国民民主党も反対しており、重ねた努力が水泡に帰すことへの懸念もあった。
首相は、あえて人目に付く党本部で麻生氏と会談した。昨年の総裁選で麻生派の議員票を動かして高市政権を誕生させた功労者なだけに「気を使った」(政府筋)とみられる。ただ麻生氏周辺は「恥をかかされただけだ」と不満を漏らす。
(略)
8、9月には内閣改造・党役員人事が見込まれる。焦点の一つが、麻生氏の義弟で、党運営を取り仕切る鈴木幹事長の処遇だ。
高市総裁誕生後、麻生氏が唯一希望した人事とされ、交代した場合は政権のパワーバランスが変わる可能性がある。
「誰を幹事長に据えるかによって、首相が麻生さんの存在をどう考えているかが見えるだろう」。自民幹部はつぶやく。
[西日本新聞]
2026/8/2(日) 14:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/00615c2ff4a4b5a26b60b19342552495c60d35ba
壺太郎
>>1
こいつ何を企んでるんだろうな






