くら寿司は6日、人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンを中止した。
従業員による景品の横領が判明したためで、同日の営業開始時よりコラボ内容のすべてを取りやめた。その上で、コラボ早期終了に伴うおわびとして、同日と7日の2日間、レジで全品10%の割引きを行うと発表した。
同社によると、当たりが出ると景品をもらえるサービス「ビッくらポン!」のちいかわコラボ景品がフリーマーケットサイトに大量出品されていることを確認。調査の結果、従業員による不正が判明し、警察に対応を相談しているという。
中止するのは景品のオリジナルフィギュアや缶バッジの配布、湯飲みなどのオリジナルグッズのプレゼントやコラボメニューなど。キャンペーンは8月21日~9月30日の予定だった。
くら寿司は「キャンペーンを楽しみにしていただいていたお客さま、ならびに関係者の皆さまに深くおわび申し上げます」と陳謝している。
COMMENTARY解説
話題は新商品ではなく店員の横流しだった。
客は景品を逃し、店は2日間10%引きで埋め合わせる。
再開の有無より、再発防止策の中身が信頼回復の分かれ目とみられる。
くら寿司「ちいかわ」コラボは景品の内部横流しが引き金となり、8月21日から9月30日の予定を大幅に前倒しして打ち切られた。フリマサイトでの大量出品から発覚した点は、社内管理の甘さを映す材料といえそうだ。客からすれば、缶バッジや湯呑み目当てに通っていた分だけ肩透かしは大きく、10%引きという埋め合わせでは物足りなさが残るかもしれない。今後、くら寿司がどこまで再発防止の仕組みを示せるかで、他のコラボ企画への信頼回復の速さも変わってきそうだ。
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