https://www.asahi.com/sdgs/article/16438159記事の要点
◇国別の幸福度ランキングの2026年版が発表され、日本は世界147カ国中61位に後退
◇トップは9年連続でフィンランド、北欧諸国が上位を占めた
◇一部の国ではソーシャルメディアの影響で若者の幸福度が低下した可能性が示唆された
「国際幸福デー」の3月20日、英オックスフォード大ウェルビーイング研究センターなどは「World Happiness Report 2026(世界幸福度報告書)」を公表した。国別の幸福度ランキングで日本は147カ国中61位となり、前年(147カ国中55位)から順位を下げた。主要7カ国(G7)では最下位で、上位国との差もなお大きい状況が改めて示された。(編集長・竹山栄太郎)
■首位フィンランドは9年連続
報告書は2012年以降、2014年を除いて毎年発表されている。米ギャラップ社の世論調査をベースにしており、各国の約1000人に「最近の自分の生活にどれくらい満足しているか」を尋ね、0(最悪)から10(最高)の11段階で答えてもらう方式で国ごとの幸福度を測定。過去3年間の平均でランク付けしており、2026年版は2023〜2025年の3年間の平均で算出した。
幸福度の違いを説明する主な要因として、報告書では社会的な支え、1人あたりGDP、健康寿命、人生の選択の自由、寛容さ、腐敗の少なさの6項目を用いて分析している。この六つの変数を使えば、国や年による幸福度の違いの4分の3以上を説明できるという。
今回の日本の幸福度スコアは6.130。前年の6.147からわずかに低下し、順位も6ランク下がった。G7ではドイツが17位、米国が23位、カナダが25位、英国が29位、フランスが35位、イタリアが38位で、日本は最も低かった。周辺国では、中国が65位、韓国が67位だった。
1位は9年連続フィンランドで、スコアは7.764だった。2位はアイスランド、3位はデンマーク、4位はコスタリカ、5位はスウェーデンで、北欧諸国が目立った。最下位(147位)はアフガニスタンでスコアは1.446。146位はシエラレオネ、145位はマラウイだった。
幸福度ランキング上位の国々
1位 フィンランド 7.764
2位 アイスランド 7.540
3位 デンマーク 7.539
4位 コスタリカ 7.439
5位 スウェーデン 7.255
6位 ノルウェー 7.242
7位 オランダ 7.223
8位 イスラエル 7.187
9位 ルクセンブルク 7.063
10位 スイス 7.018
17位 ドイツ 6.882
23位 米国 6.816
25位 カナダ 6.741
29位 英国 6.694
35位 フランス 6.586
38位 イタリア 6.574
60位 モンテネグロ 6.139
61位 日本 6.130
62位 キプロス 6.126
65位 中国 6.074
67位 韓国 6.040
145位 マラウイ 3.284
146位 シエラレオネ 3.251
147位 アフガニスタン 1.446
■日本は10点満点で6.1点、要因は…
日本の順位は当初の40位台から低下傾向が続き、2020年には62位まで下がった。2023年に47位まで回復したが、その後は再び下落を続けている。
今回のデータで六つの要因別に日本の順位をみると、大きな差があった。健康寿命は世界2位と高水準で、1人あたりGDPは28位、腐敗の少なさは29位、社会的な支えは44位。一方、人生の選択の自由の85位、寛容さの122位で、スコアの伸び悩みにつながった。
日本の結果からは、経済的な豊かさだけでは幸福度は高まらないことがわかる。「寛大さ」の評価には「過去1カ月間に慈善団体へ寄付をしましたか?」という質問への回答が影響するため、日本で寄付文化が根付いていないことが順位の低さの要因とも考えられる。
■ソーシャルメディアが若者の幸福度を下げる?
2026年版の報告書は、若年層の幸福とソーシャルメディアの関係を大きなテーマに据えた。英語を公用語とする米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国では近年、若者の幸福度低下が顕著で、西欧の英語圏である英国とアイルランドでも同様の傾向が部分的にみられるという。
報告書は、ソーシャルメディアの使いすぎが、若者の幸福度低下の一因になっている可能性を示した。PISA(国際学力調査)のデータによると、15歳の生徒で1日7時間以上ソーシャルメディアを利用する子は、1時間未満の子より幸福度が大幅に低く、特に西欧の女子では、差が10点満点中ほぼ1ポイントに達した。
一方で、中南米のデータをみると、交流を促すタイプのソーシャルメディアは幸福度と正の相関関係を示したのに対し、アルゴリズムでコンテンツを流したり、インフルエンサー色が強かったりするサービスの利用頻度は、幸福度と負の相関関係にあることが示唆されたという。
※以下引用先で
引用元: ・【世界幸福度ランキング】日本の幸福度、2026年は61位に後退 トップはフィンランド [七波羅探題★]
日本の国際競争力が低下することで地方の中小サッシ製造会社の仕事減る?潰れる?
そら幸福感なんて感じませんわ
