朝日新聞
私たちの体から発せられる、におい。実際にはにおわない、あるいはごくわずかであっても、「自分は臭い」と思い込み、深く苦しむ人々がいます。当事者は、そして周囲はどう対応したら良いのでしょうか。臨床心理学が専門で、広島国際大教授の清水健司さんに聞きました。
――実際に、におうかどうかに関わらず、暮らしに支障が出るほどに自らの体臭にとらわれる心理状態について、医学的にはどう理解されているのでしょうか。
最新の精神医学においては、「自己臭関係付け症」と呼ばれます。「自分が悪臭を放っているに違いない」という信念に、こだわり続ける点が特徴です。
自分が臭くないかどうか、身近な人に何度も確認する。出掛ける前にシャワーを複数回浴びて、待ち合わせの時間に遅れる。そのように、「体が臭くない」という保証を求めて、モヤモヤとした気持ちを打ち消す極端な行動を強迫的に繰り返し、むしろ信念が増幅される状況があると言えます。
――「自分は臭い」と悩む人も、実際には不快な体臭が感じられないケースもあります。一方で当事者からは、においの悩みがない人から「臭くない」と励まされても受け入れがたい、という声も聞こえてきます。このような状況は、なぜ起こるのでしょうか。
例えば、不安症や強迫症などの治療に用いられる森田療法に照らすと、二つの異なる性格特性が、本人の心の中で激しくぶつかり合っている点が一因だと考えられます。一方は「劣等感が強い」といった、弱気さ。他方は「プライドが高い」などの、強気さです。
体臭へのコンプレックスを解消したいと願うあまり、「私の体は臭いはずだ」と不安に執着している。さらに「臭い私がいることは許されない」という完璧主義的な思考から、においの確認行動を繰り返した末、ますます信念を強化してしまう。そんな構図があると言えると思います。
――不安を和らげる方法はありますか。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/771724baaf75356d27e8eb65c99c8233e14d91f3
COMMENTARY解説
においではなく、確認を止められぬ思考が苦しさを生むという。
出掛け前のシャワーが増えるほど、不安は強まるとみられる。
対処法の中身次第で、向き合い方も見えてくるかもしれない。
自己臭関係付け症と呼ばれるこの状態は、実際のにおいより「自分は臭い」という信念にこだわり続ける点が特徴的だ。劣等感からくる弱気さと、完璧主義的なプライドという強気さが本人の中でぶつかり合い、においを確認するほど信念がかえって強まる悪循環に陥るという。第三者が「臭くない」と伝えても届きにくいのは、この構造ゆえとみられる。記事では対処法の具体的な中身までは示されておらず、続報でどこまで踏み込むかが気になるところだ。
VOICESネットの声
話はそれからだ
気にすんな
「自分は締まっているけどワキガじゃない」言われても体質的にはアポクリンがあるので
皆さんに例えるならパイ生地です
でもまぁ…日本人はほぼほぼ粉タイプなので湿ってるのは…
私は耳鼻科医の娘ですので一応1つの目安として
誰にも指摘されないなら正常範囲内ということ
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