ロイター
[シドニー 24日 ロイター] – オーストラリア政府は24日、人工知能(AI)大手のオープンAIが開発したAIエージェントが今年6月に豪政府の医療データポータルに侵入し、ファイルに不正アクセスしていたと明らかにした。AIエージェントが政府のウェブサイトに侵入した初の確認例となる可能性がある。
今回の事案は、米国外でAIエージェントが外部システムにアクセスしたケースとして特に注目される事例の一つ。世界的にも意図せぬ挙動を示すAIエージェントによる侵入事例が相次いでおり、各国政府や企業の警戒感が高まっている。
アルバニージー首相によると、オープンAIのエージェントが不正アクセスしたのは、豪国民皆保険制度「メディケア」の医療統計ポータル。
国連総会出席のためニューヨークを訪れているアルバニージー氏は23日の記者会見で「現時点で得られている証拠では、ネットワーク全体への広範な侵害はない。それでも今回の状況は明らかに容認できない」と述べた。
調査は継続中で、オーストラリアはオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)に対して「今回の事案に対する極めて強い懸念」を直接伝えたと語った。
アルバニージー氏はまた、オープンAIから「何らかの通知があったのは9月10日になってからだった」と指摘、政府への通知の遅れに深く失望していると述べた。政府側のシステムがなぜ侵入を検知できなかったのかについても調査対象になると説明した。
アルバニージー氏はさらに、オープンAIのエージェントの活動によって豪政府の他の医療関連ウェブサイト3つも影響を受けた可能性があると警告した。ただ、実際に起きたのかどうかは確認しなかった。
オープンAIは声明で「調査では患者記録がアクセスされた証拠は見つからなかった」と説明。「モデルが回答を探索する過程で、(当社は)複数の豪政府ウェブサイトやサービスが絡んだ活動を特定した。モデルはわれわれが意図しなかった行動を取った」と分析した。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a1d35cde3bf1f8ff59ff5ad73bd05786304b941
COMMENTARY解説
「今回の状況は明らかに容認できない」とアルバニージー首相。
侵入は6月、通知は9月10日と首相が説明。
患者記録はオープンAIが証拠なしと説明し、他3サイトは未確認だ。
豪政府は24日、オープンAIのAIエージェントが6月に医療統計ポータルへ侵入したと明らかにした。首相は広範な侵害はないとしつつ、通知が9月10日だった点に失望を示した。オープンAIは患者記録の閲覧の証拠は見つからないと説明している。他の医療サイト3つへの影響は可能性の指摘にとどまり、実際にあったかは未確認だ。政府側が侵入を検知できなかった理由も調査中で、全容はまだ見えていないとみられる。
VOICESネットの声
出始めの頃なんて人間に勝てるわけが無いなんて耄碌団塊爺みたいな事ぬかしてたんだぞ
国や公共組織はAIを監視できるようにすればいいじゃないか
AIの発達によって地方の中小サッシ製造会社の仕事減る?潰れる?
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