政府は来年4月から2年間、食料品の消費税率を8%から1%に引き下げることなどを定めた消費減税・支援金法案を国会に提出。この日の審議で、渡辺氏は参考人として法案への意見を述べた。
渡辺氏は、日本の食料品のインフレは他国と比べて「突出しているのは事実」だと指摘。これは、2022年以降に海外との価格差が急速に是正されたためだと分析した。一方で、賃金の上昇は緩やかにしか進んでいないとして「問題は物価高ではなくて、賃金安」「必要な施策は物価高を止めることではなく、賃金安を是正すること」だとして、「消費税減税は物価高を緩和する政策だと理解している。その点、適切ではない」と指摘した。
消費税率の変更が小売価格などに転嫁される割合についても、過去の事例から、増税時はほぼ100%だったのに対して、減税時は欧州の場合は60%程度だったと指摘。今回の減税での5兆円の財政負担のうち、「3兆円は消費者に届くが、2兆円は売り手に渡ってしまう」として、「消費減税の目的が消費者の購買力低下を補うことであるとすれば、極めてコスパの悪い政策」だと指摘した。
朝日新聞 2026年10月27日 16時13分
https://www.asahi.com/articles/ASVBW26F2VBWULFA010M.html?iref=pc_ss_date_article
※関連スレ
スーパー「アキダイ」秋葉代表が国会質疑に「減税の喜びは1か月もたない」 2年後の増税や値札付け替えの現場負担を懸念 [少考さん★]
https://asahi.5ch.io/test/read.cgi/newsplus/1793100339/
COMMENTARY解説
「極めてコスパの悪い政策」と渡辺・東大名誉教授。
5兆円のうち3兆円は消費者に、2兆円は売り手に渡るとの指摘。
実際の価格への転嫁率がどこまで上がるかが分かれ目になりそうだ。
渡辺氏は参考人として、食料品インフレの要因を2022年以降の内外価格差の急速な是正とし、問題は物価高でなく賃金安だと述べた。法案が今後の審議でどう修正されるかは記事にない。欧州の転嫁率60%という過去事例が今回どこまで当てはまるかが、採決までの焦点とみられる。小売り側の価格転嫁が進むほど、消費者が実感する負担軽減は大きくなるとの見方もできる。
VOICESネットの声
時期が最悪すぎる
1億人にハガキ1枚出すだけで100億円やで
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