自衛隊、スターリンクを使用へ

浜田防衛大臣は、今年3月から自衛隊がアメリカの企業が開発した高速通信システム「スターリンク」の利用を開始していることを明らかにしました。
通信機能を強化していく方針です。

「スターリンク」はウクライナ軍の通信環境を支えたことで注目を集めました。

浜田大臣は会見で、中国やロシアが衛星攻撃能力を強化していることを念頭に「宇宙空間の脅威が増大している」と指摘し、複数の衛星による安定した通信環境の重要性を強調しました。
陸海空の各部隊や、基地・駐屯地などでの実証実験を重ね、正式な運用開始を決定する見込みです。
また、防衛省は7月から新たに「サイバー整備課」を設置することを決定し、宇宙空間や通信網へのサイバー攻撃への対応を強化していく考えです。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000304941.html