【新潟】サーファーとSUPが連携　沖合に流された親子3人を救助　原因は「離岸流」か

16日、柏崎市の海水浴場で親子3人が沖に流され、居合わせたサーファーらが消防と連携し救助しました。沖合に流された原因は「離岸流」とみられています。

上越海上保安署によりますと、16日正午過ぎ、柏崎市の上輪海水浴場に来ていた海水浴客から「子供と父親が流されて岸に帰ってこれなくなった」と118番通報がありました。
流されたのは群馬県から海水浴に来ていた男性（43）と、その長女（11）と次女（7）。通報したのは男性の妻でした。
異変に気付き、最初に救助に向かったのは、付近でサーフィンをしていた群馬県の男性（41）でした。
男性は最初に次女をサーフボードに乗せて救助。さらに男性と長女のもとへ向かいました。そこに消防がサイレンを鳴らして駆けつけたところ、ボードに立って海面を進むアクティビティ「SUP」をしていた上越市の男性（42）も事態に気付き、父娘のもとへ向かったということです。
サーファーとSUPの男性は岸から30～40m離れた沖合で父娘に追いつきました。長女はSUPに乗せて救助。そこに消防も駆けつけ、男性を救助しました。
長女の体温が低く、男性が両足にけがをしていて病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はありません。

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