【円安が業績押し上げ】 上場企業の4～6月期決算、純利益47%増

為替相場の円安や新型コロナの規制緩和が企業の業績を押し上げている。

東証株価指数（TOPIX）を構成する3月期決算の1437社のうち、1407社（97・9%）をSMBC日興証券が14日までにまとめた。

前年同期と比べ、売上高は8・4%増の141・3兆円、本業のもうけを示す営業利益は16・0%増の11・0兆円だった。

円安のため、円換算した海外での売上高が膨らんだ。また、これまで業績の下押し要因になっていた資源高が落ち着いていることで、収支が改善している。

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