中学1年生の少女（13）に「希望額でいいですよ」などとSNSでメッセージを送り面会を要求　少女「推し活」の費用を稼ぐため

　関東在住の中学1年生の少女（13）に「希望額でいいですよ」などとSNSでメッセージを送り、面会を要求したとして、警視庁は川崎市のアルバイトの男（44）をわいせつ目的要求の疑いで逮捕し、19日発表した。　少年育成課によると、男は昨年7月、相手が16歳未満と知りながら、X（旧ツイッター）で「体好きに使わせてもらって朝から長く一緒にいられたら五？　希望額でいいですよ」などとダイレクトメッセージ（DM）を送り、わいせつ目的で少女に会おうとした疑いがある。男は性行為目的だったことを認める一方、少女と実際に会うことはなく、「（送った）相手を覚えていない」などと話しているという。

■少女はアイドルの「推し活」

少女はアイドルグループのファンで、ライブ参加やグッズ購入などの「推し活」の費用を稼ぐため、金銭を得て男性と会う「パパ活」をしていた。「条件のいいパパ探しています」という少女の投稿に、男がDMで応えたという。

少女が「私13歳だけど」と伝えると、男は「小学生とやったりするので問題ない」と返答。少女は「やばい人かもと思ったが、どうしても行きたいライブがあり、やりとりを続けた」と同課に説明しているという。

昨年7月、東京都台東区のホテル街で男が別の少女と歩いているところを警視庁の警察官が職務質問。押収したスマホに今回の少女とのやりとりが残っており、捜査していた。

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