【熊本】「容疑者の怒鳴り声や泣きながら謝る女性の声」妻の体に複数打撲痕　子どもから「母が倒れている」通報　傷害致死容疑の夫　送検

熊本市の住宅で妻に暴行を加えて死亡させたとして逮捕されていた男の身柄がきょう（2月5日）、熊本地方検察庁に送られました。

きょう（2月5日）午後2時20分ごろ、熊本東警察署から出てきた車両に乗って熊本地検へと身柄を送られたのは、傷害致死の疑いできのう（2月4日）逮捕された熊本市東区小山5丁目の会社員 福永輝樹（ふくなが てるき）容疑者（52）です。

福永容疑者は去年（2023年）11月27日の午前10時15分から午前11時15分ごろまでの間に、自宅で妻の沙矢香（さやか）さん（40）に暴行を加えて死亡させた疑いが持たれています。

警察によりますと事件当日の午前11時ごろ、福永容疑者の10代の子どもから「母が倒れている」と119番通報があり、消防が駆けつけたところ、意識がない状態で風呂場に倒れていた沙矢香さんを見つけたということです。

沙矢香さんの体には両足を中心に複数の打撲の痕があり病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。

警察は死亡した原因を出血性ショックとしています。

逮捕から一夜明け、妻と子ども3人と一緒に暮らしていた福永容疑者の自宅は静まりかえっていました。

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