「住宅街に似つかわしくない」住宅街に似合わない服の2人が現れ逮捕、余罪も

埼玉県警大宮西署は23日、詐欺未遂の疑いでいずれも住居不詳、職業不詳の男（38）と男（23）を逮捕した。

逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、23日午前8時36分ごろから数回、さいたま市西区の無職男性（83）方に電話をかけ、男性から現金60万円をだまし取ろうとした疑い。

同署によると、前日の22日、次男を名乗る男から男性に「投資に失敗した」などと電話があり、次男の友人を名乗る男に70万円を手渡していた。

23日、「まだお金が足りない」と再び電話があり、次男に確認して詐欺が発覚。次男が110番した。捜査員らが男性方付近を警戒中、不審な男2人を発見。
住宅街に似つかわしくない服装だったことなどから職務質問し、詐欺未遂の容疑が固まったことから逮捕したという。

38歳男は黙秘し、23歳男は「違います」と容疑を否認している。
同署は、前日に発生した詐欺事件に関与したかなど、詳しく調べている。