自称“頂き女子りりちゃん”が騙し取った金と知りながら計3850万円貢がせる 元ホストに執行猶予付きの有罪判決　(名古屋地裁)

東海テレビ
2024年11月7日 木曜 午前11:26

「頂き女子りりちゃん」を名乗る女に金を貢がせていた元ホストの裁判で、名古屋地裁は11月7日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

　新宿・歌舞伎町の元ホスト「狼谷歩」こと田中裕志被告(27)は、“頂き女子りりちゃん”こと渡辺真衣被告(26)が男性からだまし取った金と知りながら、あわせて3850万円の支払いを受けた罪などに問われていました。

　田中被告はこれまでの裁判で起訴内容を認め、検察側は「渡辺被告の詐欺行為を助長した」などと指摘していました。

名古屋地裁は7日、「犯罪収益の収受を繰り返し、ホストクラブ内の立場を上げるという動機は身勝手」としつつ「被害者に1800万円を支払っている」などとして、懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。