【相模原】グエン容疑者ら２人逮捕　ベトナム料理店でトラブル　客の男性に缶を投げるなど暴行

警察によりますと、ベトナム国籍のグエン・トゥアン・アイン容疑者とゴ・ビン・ズオン容疑者は先月2日午後7時ごろ、相模原市にあるベトナム料理店で客の男性2人に酒の缶や瓶を投げつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

グエン容疑者ら2人は仲間らと料理店に来ましたが、満席で店に入れなかったことに腹を立て、店員に詰め寄り、その際、仲裁に入った客の男性2人に暴行を加えたとみられています。

男性2人は、グエン容疑者らと一緒に来店した人物に刃物で背中などを刺されケガをしていて、警察はこの人物の行方も追っています。

A:「グエン（Nguyen）」は、ベトナムで最も一般的な姓の一つです。ベトナムの歴史的な背景から、このような姓が多く見られるようになったと考えられています。

ベトナムはかつて、中国の支配下にあった時期がありました。この時期には、中国の姓を使うことが一般的でした。そして、中国の姓「阮（Nguyễn）」がベトナムに伝わったとされています。その後、ベトナムでの阮氏の勢力が拡大し、阮朝が成立したことから、多くの人々が「阮（Nguyễn）」姓を名乗るようになったと考えられています。

また、19世紀後半から20世紀にかけて、フランスの支配下にあったベトナムで、フランス語の発音に合わせて「グエン（Nguyen）」と表記されるようになりました。これが広まり、今日では「グエン（Nguyen）」姓が最も一般的な姓となっています。

以上のような歴史的背景があるため、ベトナムには多くの「グエン（Nguyen）」姓の人がいるとされています。

グエン以外もいたんか？