【参院選】自民・武見敬三氏、落選確実　政界引退を表明　東京選挙区

　事実上の政権選択選挙となった今回の参院選。自公与党は非改選を含めて過半数を確保するために50議席が必要だったが、大逆風で過半数割れは確実な情勢に。そのあおりを大きく受けたのが武見氏だった。

　厳しい選挙戦が伝えられる中、石破茂首相をはじめ岸田文雄前首相、麻生太郎元首相、菅義偉元首相ら首相経験者や、小泉進次郎農相らが応援に駆けつけたが、及ばなかった。報道によると、落選確実の報を受け、この日「もう選挙には出ない」などと述べた。

　武見氏は慶大大学院を卒業後、テレビ朝日「モーニングショー」を務めるなど、キャスターとして活躍。95年の参院選で初当選した。07年には比例で次点となり当選を逃した。13年に再選を果たし、23年に第2次岸田内閣で厚労相に就任し、初入閣した。

　今回の参院選は、改選124議席に加え、欠員が出ていた東京選挙区の1議席を加えた125議席を522人の候補が争った。19日に締め切られた期日前投票では、全体の25.12％の2618万1865人が投票。有権者の関心の高さをうかがわせた。

7/21(月) 0:02配信　スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ba344064d32af1648b6c6b20b4f89efed2f507
武見敬三氏
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