【英国】刑務所の収監者8分の1が外国人　専門家「記録的な移民増が要因」

8/1(金) 18:58配信　共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/806fb0a85f0e90ae2fe1fa9410ed7b0afd6c70b1
【ロンドン共同】英国の刑務所で外国人収監者が全体の8分の1を占め、2013年以降最高になったことが明らかになった。英紙タイムズが7月31日、法務省のデータを基に報じた。専門家は、20年以降の記録的な移民の増加が要因の一つと指摘した。　タイムズによると、イングランドとウェールズの刑務所で6月末時点の収監者は8万7334人で、そのうち外国人は1万722人だった。全体的な収監者数は過去1年で0.44％減少した一方、外国人は3.2％増えた。収監費用は年間推定5億8千万ポンド（約1150億円）に上るという。

性犯罪で収監されている外国人は1731人で、過去1年で10％近く増えた。増加率は英国人の3倍となった。

移民問題に詳しいオックスフォード大のベン・ブリンドル氏は、移民の平均年齢は英国人と比べて低く「若者は犯罪を行いやすい」と指摘。また裁判所が移民は逃亡のリスクが高いと見なし、保釈を認める可能性が低いことも要因と分析した。

英国では、政府の不法移民対策に対する国民の不満が高まっている。

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