「今どきそんなことがあるのか」と悲しみを覚えるばかりですが、心ある方が現れ、「捨て犬の大型ワンコを引き取ってもらえないか」と保護団体を10件ほど問い合わせしました。しかし、10件はいずれもキャパシティなどの諸事情からNG。11件目に問い合わせをしたのが東京・足立にある保護犬カフェPETSでした。
病院直行後、ノミだらけだった体をシャンプー
PETSのスタッフは一も二もなく、受け入れを承諾。すぐにその大型ワンコを引き取り、「めご」と名付け、まずは病院へと直行し、めごの検査をしてもらうことにしました。
めごの血液検査では異常がなかったものの、体はノミだらけ。同団体に戻ってすぐにスタッフはめごにシャンプーをしました。28キロもあるめごのシャンプーに対し、「自分の体力的にこたえました。夜にやるもんじゃないですね(笑)」とスタッフは振り返りますが、ここからめごとスタッフの、気持ちを通わせる生活が始まりました。
翌日からはめごがそれまでに過ごしてきた習慣を推測することにしました。トイレは室内トイレ・庭トイレ双方を簡単にでき、どうも馴れている様子。そして、お散歩ができるかどうかもチェックします。お散歩に行くためにリードを付けようとしましたが、めごは極度にこれを拒みました。
リードやお散歩を極度に嫌がる理由
めごがリードを極度に嫌がるのは、もしかするとあの日ショッピングモールに繋げられ、捨てられた記憶が残っているからかもしれません。
リードでつなぎ、去っていく元飼い主の背中を、めごはどんな気持ちで見つめていたでしょうか。それを思うと憤りを通り越し悲しくなるスタッフでしたが、怒ったり嘆いても、これからのめごが幸せになるわけではありません。めごに「ごめんね」と言いながらリードをつけ、さっそくお散歩をすることにしました。
すると、めごはスタッフの足の周りをグルグルベタベタとまとわりつき1メートルも動きません。スタッフは一瞬「お散歩されていなかったのかな?」と思いましたが、お家のほうに帰ろうとすると一転。めごは安心しきった顔でスタスタ歩き出します。やはり「お散歩」を拒む理由もまた、捨てられた記憶が強く残っているからではないかと感じさせました。
スタッフはまた目頭が熱くなりました。「もう大丈夫だからね。私は捨てないよ。絶対に捨てないから安心してね」とめごに言い聞かせました。同時に、めごは、里親さんへの譲渡ではなく「PETSの看板犬」としてスタッフ自身がずっと一緒に過ごすことに決めました。
続きはソースで
Yahoo(まいどなニュース)3/29(水) 20:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e146a449ba9c5977b24a496d402d5c509fafa4b?page=1
引用元: ・「この犬、拾ってください」の張り紙 横浜のショッピングモールに放置された大型犬 リードや散歩を嫌がるのは捨てられた記憶のせい? [アルカリ性寝屋川市民★]
捨てた犯人わかりそうなのに(´・ω・`)
事故で人が亡くなるニュースとかよりも精神にくる
これが許されるなら家電や家具捨てたりしてもOK?