【自民総裁選】党員票の開票始まる…北海道・群馬・富山で高市早苗氏がトップに立つ

読売新聞　2025/10/04 11:30
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251004-OYT1T50059/　自民党総裁選は、国会議員票２９５票と、同数の党員・党友票による計５９０票で争われる。党員票の開票作業は４日午前、都道府県連でそれぞれ始まり、小泉進次郎農相と高市早苗・前経済安全保障相が競り合う展開が見込まれている。

読売新聞社の取材では、北海道、群馬、富山両県で高市氏がトップに立った。

東京・永田町の党本部では同日午前１０時頃から都連職員ら約１００人が都内の党員・党友票の開票作業を開始。用紙に記載された候補者名を１枚ずつ丁寧に確認し、候補者ごとに仕分けした。

同党によると党員投票の資格を持つ選挙人は全国で計９１万６４００人で、ドント式で各候補に２９５票が配分される仕組みだ。

どの候補も過半数を獲得せずに決選投票となった場合、各都道府県で党員票の得票が多い候補に１票ずつ４７票が割り振られることになる。これに議員票２９５票を加えた、計３４２票で競うこととなる。

各陣営は「党員票で圧倒した候補に議員票が雪崩を打って流れる可能性もある」（閣僚経験者）とみて、電話作戦を実施するなどして、党員への支持を呼びかけてきた。