高校1年生と高校2年生で高い評定平均が取れて指定校推薦で希望の大学に入れそうなら、高校2年生冬以降は指定校推薦のために評定平均を上げる勉強に絞る判断をします。
指定校推薦で希望の大学に入ることが難しそうであれば、高校2年生冬以降は一般入試で受ける3科目に力を入れて、総合型選抜・公募推薦、そして私立3科目一般入試を目指します。指定校推薦を軸に、状況によっては一般受験に変更することもできるのです。
■国立大学を目指さない理由
*国立大学は本当にコスパ優秀?
「国立大学に行ってくれたら、学費が私立大学よりも安くて助かる」と考える親は多いものですが、本当にコスパ面で優れているといえるのでしょうか。
確かに在学4年間の学費だけで見てみると、国立大学はおよそ250万円、私立大学は文系だとおよそ400万円、理系ならおよそ550万円で、国立大学に魅力を感じます。
国立大学は私立大学に比べると圧倒的に大学数が少なく、立地的にアクセスが便利かどうかも十分に検討する必要があります。一人暮らしをする場合、生活費だけで年間100万円以上、4年間で400万円が必要となるかもしれません。
よって同じ偏差値レベルの大学なら「一人暮らしの国立大学」よりも「自宅から通える私立大学」のほうがコスパ面で軍配が上がることもあるわけです。
しかも私立大学は3科目受験が主要であるのに対し、国立大学は6教科8科目(一部例外もあります)が基本となっています。私立大学一本でいくか国立大学も視野に入れるかで、勉強する科目数や勉強量が違ってくるのです。
また私立大学は難易度の異なる大学を複数回受験できるにもかかわらず、国立大学は前期と後期の計2回ほどしかチャンスがないのは大きなデメリットです。学費の安さだけに惹かれて国立大学を視野に入れるのではなく、大学生活費や受験に必要な勉強時間など、総合的に考えて受験可否を決めるのが得策といえます。
■私立大学に特化したら1ランク上の大学に入れる
国立大学を選択肢から外し、私立大学に絞って受験することの大きなメリットがあります。
それは1ランク上の大学に入れる可能性が上がることです。たとえば、私立だけでなく国立大学向けの8科目受験対策をしたことで、偏差値が55程度までしか伸びなかったとしましょう。結果、偏差値60付近の難関国立大学や私立大学にチャレンジしたものの全落ちてしまい、滑り止めの偏差値55の私立大学に入ることになったとします。
この場合、最初から私立大学に特化して受験対策を積んでいれば、3科目に集中できたため偏差値60の大学に合格することが叶ったかもしれないのです。また、国立大学は計2回しか受けれないため、自分の偏差値より低い安全圏の国立大学を受けることになりがちです。塾や家庭教師に課金して国立大学を目指すよりも、塾や家庭教師に課金しない代わりに最初から私立大学を目指すほうが良い結果であることもあるでしょう。
国立大学を目指さず1ランク上の私立大学を狙ったほうが、多少学費を多く払ったとしても、就職活動で有利になるという考えもあります。経済的な事情を含めたとしても、国立大学を目指したほうがいい子どもはごく少数ではないでしょうか。
都内在住であれば、自宅から通える早慶以上のレベルの大学は東京大学、東京科学大学、一橋大学だけです。私は、その3大学を目指せる上位5%以外の子どもは、最初から私立大学を目指したほうがいいとすら考えています。
公立高校の教師はいわゆる「国立信仰」があり、近くの私立大学よりも、自宅からは到底通えない国立大学を勧めてくることがあるようですが、これには疑問を抱かずにはいられません。国立を視野に入れるかどうかで、コスパ・タイパ・リスパ(リスクパフォーマンス)の3指標に大きな差が生まれます。教師の推奨ばかりを鵜呑みにせず、総合的な目線で目標校を絞っていくようにしましょう。
最初から私立大学を目指すことにより、中学受験をするかどうか、指定校推薦か一般入試で大学を目指すかどうにも影響を与えますが、パフォーマンスの高い選択をすることができるのです。
蓮池 林太郎 医師・作家・新宿駅前クリニック院長
シェアーズカフェ・オンライン5.11
https://sharescafe.net/63176398-20260429.html
引用元: ・安易な「国立信仰」をパフォーマンスで考える「国立大学は学費が安い」の落とし穴 公立高校教師の国立勧め [七波羅探題★]
実際家から近いから行って欲しいんだけど
流石に留年するなら親元に行って申し開きをするんだが
親父の機嫌が悪かったのか、こっちも言い訳したくなった時に
親父(国立出)に「いいじゃん国立だから学費安いし」みたいなこと言ったら
普段怒らない親父が顔真っ赤にして「馬鹿野郎!俺の頃は学費月千円だ!!」って怒鳴られた

