そもそも「自分が掛け合って予算を上乗せした」と手柄を語るならまだしも、減額を恫喝のネタにするなど聞いたことがない。一体、どんな議員なのか。かつて同じ栃木3区で戦った渡辺喜美・みんなの党元代表(74)に聞いた。
渡辺氏:私が初めて簗さんとお会いしたのは、対立候補として2012年の衆院選を戦ったときでした。
渡辺氏は“ミッチー”こと渡辺美智雄・元副総理(1923~1995)の長男として、栃木県西那須野町(現・那須塩原市)に生まれた。父の死後、栃木3区の地盤を継承し、1996年の衆院選に自民党から立候補して初当選。以来、圧倒的な強さを誇ってきたが、2009年に離党し、みんなの党を立ち上げる。そして、12年の衆院選で落下傘候補として自民党から送られてきたのが、東京生まれの簗氏だった。選挙結果は60・26%の得票を得た渡辺氏が勝利した。
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簗氏の恫喝発言をどう見ているのだろう。
「やっちまったな」
渡辺氏:「やっちまったな」という感じですね。簗さんは1年生議員の頃から、政治の流儀を無視した“ストレート戦法”の人でした。例えば、地元で道路関係の陳情を受けると、すぐさま国交省に電話してしまう。ところが、国交省は自治体からそんな要望を受けていないので県に問い合わせる。県もまだ把握していないので自治体に……と、行政が大混乱に陥ってしまうことがままありました。
だが、14年に渡辺氏の金銭問題が発覚し、みんなの党は解党。この年の衆院選は簗氏が勝利、無所属で出馬していた渡辺氏は落選した。簗氏は17年、第3次安倍改造内閣で国土交通大臣政務官に就任する。
渡辺氏:当選を重ねるごとに、どんどん権力を身につけた。そして、自分の思い通りに事を運ぼうとしすぎた結果、応援してくれた地域に予算を“つける”だけではなく、応援してくれなかった地域の予算を“減らす”という考え方になっていったのでしょう。それらをすべて自分自身で表明する形で(予算カット発言が)露わになったわけですから、「やっちまったな」と思いました。
【略】
渡辺氏:「簗さんみたいな小物にできるわけがない」という意見もありますが、彼はそもそも“クレーマー議員”と言われていましたからね。予算について役所にクレームをつけるとの話がしばしば聞こえてきましたし、一方で地元では政敵への攻撃が目に余る“モンスター議員”とも言われていました。その彼がはっきり「カットした」と言ったわけですから、私から見るとやりかねないという印象です。
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff9f7ffc1a1665d9ab2c5c804180a51d5b026ef
VOICESネットの声
5ch: ・「やっちまったな」 簗和生前農水相の裏の顔を渡辺喜美が語る…「地元では“モンスター”“クレーマー”議員と呼ばれていた」
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