2026年9月23日 5:20 高橋道長
京都府の長岡京跡で数多く見つかる謎の土器「壺(つぼ)G」に注目した向日市と市埋蔵文化財センターの展示「珍奇な壺の世界」が22日、同市鶏冠井町の旧上田家住宅で始まった。壺は東海地方から運んだとみられるが、用途は不明で「高級調味料の容器」説や「昔のペットボトル」説もある。謎多き出土品の魅力を実物とともに紹介している。
壺Gは首部分が長いお銚子(ちょうし)のような形をした須恵器の分類名。高さ20センチ前後で、長岡京跡ではこれまでに60点以上が確認され、千個以上が使われていたとみられる。関東や東北地方でも見つかるが、平城京跡や平安京跡には少なく、長岡京跡が全国一の出土数を誇るという。
何に使ったかは
COMMENTARY解説
壺G、長岡京跡に60点以上、出土数全国一。
用途不明の壺は、来場者には想像力を刺激する材料になりそうだ。
用途論争に決着がつくかは、今後の研究次第になりそうだ。
壺Gが長岡京跡に集中する理由は本文でも明かされておらず、東海地方から運ばれてきた可能性がうかがえる。高級調味料説やペットボトル説はいずれも仮説にとどまり、決め手を欠く状況のようだ。来場者にとっては実物を見て想像をめぐらせる機会になりそうだが、用途の解明は今後の研究や新たな出土に委ねられている。10月までの会期中にどこまで議論が深まるかが注目される。
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