https://news.yahoo.co.jp/articles/1bc05d4a153bc12eecdb646aefe8da6ed119092f
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)がこのほど発表した2026年1~6月期(26年上期)決算は減収減益となった。過当競争が続く国内自動車市場での販売台数減少に加え、人民元相場の上昇も痛手となった。
BYDの1~6月期の売上高は前年同期比7.1%減の3448億1500万元(約8兆1900億円)、純利益は同20.5%減の123億2500万元(約2900億円)とともに減少した。上期としては5期ぶりの減益だ。
■輸出台数6割増でも国内不振を補い切れず
業界団体である中国汽車工業協会(CAAM)の統計によると、26年1~6月の中国国内における自動車販売台数は同21.1%減の992万1000台。このうちEVやPHV(プラグインハイブリッド車)が大半を占める新エネルギー車の国内販売は509万台で、同13.4%減少した。
このため新エネルギー車専業のBYDも影響を免れず、1~6月期の輸出を含む全自動車販売台数は同15.7%減少。自動車および自動車関連事業の売上高も同9.0%減の2753億4100万元となった。
BYDは国内販売不振を海外販売で補おうと輸出に力を入れた。CAAMの統計によるとBYDの1~6月期の自動車輸出台数は79万2000台で、前年同期より67.8%増えたものの、国内不振を補いきれなかった。
電子機器やエネルギー貯蔵などのその他事業を含めると、1~6月期の海外事業売上高は、前年同期比33.9%増の1812億6800万元に達し、全売上高に占める比率は前年同期の36.5%から一挙に52.6%に跳ね上がった。
COMMENTARY解説
輸出急増は好材料ではなく、国内不振の裏返しとみられる。
純利益2割減の裏、価格競争は消費者に追い風となりそうだ。
海外頼みが続くか、国内競争が落ち着くかが気になるところだ。
上期の輸出は前年から67.8%増えたが、輸出を含む全体の販売台数は15.7%減少し、海外売上比率は36.5%から52.6%へ急上昇した。過当競争による国内不振は、裏を返せば消費者にとっての値引き圧力ともいえそうだ。BYDは純利益2割減という代償を払いながら海外シフトを進めている形で、この構図が続くかは、国内の価格競争が落ち着くか、輸出先での需要がどこまで伸びるか次第になりそうだ。
VOICESネットの声
5ch: ・中国BYD、国内販売減少と人民元高のダブルパンチ 2026年上期は減収減益 海外売上高比率5割超える [662593167]
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