毎日新聞
結婚する意思があるかどうかを独身の男女(18~34歳)に聞いたところ、「一生結婚するつもりはない」と答えた男性は24・0%、女性は21・5%だった。初めて2割を超え、共に過去最高だった。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が11日に公表した2025年の「出生動向基本調査」で明らかになった。少子化の一因と指摘される非婚化志向の加速が浮き彫りになった。
出生動向調査はおおむね5年ごとに実施している。独身者6756人と夫婦5024組に、結婚や出産に対する意識などを聞いた。
独身者への調査では、結婚に利点があると考える割合も低下した。男性56・3%(前回63・3%)、女性63・4%(同70・9%)だった。調査時点で交際相手がおらず、かつ「交際を望んでいない」と回答した割合は男性35・7%、女性35・3%だった。
15年の調査から、結婚する上で障壁が「ある」と回答する割合は減少している。障壁は仕事上の問題や結婚資金などがある。入れ替わるように「一生結婚するつもりはない」が増えているとして、社人研は、経済的な問題から、未婚者の一部が結婚の意思をなくすに至った可能性を指摘する。
結婚相手の条件として、女性に「経済力」を求める男性は55・6%で、初めて5割を超えた。「家事・育児の能力や姿勢」を重視する人は6・8ポイント下がり、35・3%だった。
女性の理想のライフスタイルは、男女ともに4割近くが「仕事と子育ての両立」を選んだ。一方で、子どもを望まない未婚者は3割を超えた。
◇専門家「別の幸せ選択か」
夫婦を対象にした調査では、夫婦が持つ予定の子どもの人数は1・95人(同2・01人)で、初めて2人を下回った。3組に1組が、結婚時に予定していた人数を実現できていないこともわかった。政府は子育て支援策を拡充しているが、出産に前向きになれない姿勢が浮かぶ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b7da1e4df08a6a55589509562f0e990b4a0e4a72
COMMENTARY解説
「結婚しない」と答えた人が初めて2割を超えた。
経済力を求める男性が初の5割超え、利点感じる人は減っている。
障壁は減ったのに意欲だけ下がった背景が気になるところだ。
「結婚の障壁」は2015年の調査から減っているのに、「一生結婚しない」人は増え続けている。社人研はこのねじれについて、経済的な問題から一部の未婚者が結婚の意欲を失った可能性を指摘する。女性に「経済力」を求める男性が初めて5割を超えたことも、生活基盤への不安の裏返しとみられる。夫婦が持つ子どもの数も1.95人と初めて2人を割り、3組に1組は当初の希望人数を実現できていない。制度より先に、経済的な安心感そのものが揺らいでいる可能性がありそうだ。
VOICESネットの声
生涯童貞貫く、だろが!!!
まだ安泰だろ
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