新米が古米より安い異例の状態が続いていますが、早場米の流通が本格化して値崩れが起こり始めています。東京都内では2000円を切る店も出てきています。
古米と逆転現象
千葉県産ふさこがねの新米を5キロ2430円で販売する横浜市のスーパー。同じようなランクの去年収穫された古米が3014円で、新米のほうがおよそ600円安くなっています。
他のスーパーでも新米のほうがおよそ3割安い、逆転現象が起きていました。
スーパーセルシオ和田町店 久保田浩二さん
「やっぱり古米を何とかして売り切りたいんですけども、最終的には値段を下げざるを得ないだろうな。そうした時は新米価格と同等くらいまで、基本的には値下げをせざるを得ないだろうな」
そんな中、古米の価格を下げ始めた店も。5キロの古米が税抜き1980円。税込み2138円で売られています。
マルヤス 松井順子代表
「(Q.なぜこの値段に下げたのか)近隣のお店のコメの価格(の影響)も大きくあります」
今後、古米の価格については。
「もう少し下がるのかなとは予想しています。在庫の量次第だと思うのですが、割と限界かなという思いもあります」
売ると赤字 残せば品質低下
取材班が向かったのは、稲穂が広がる米どころ、千葉県山武市。今年は高温の影響が少なく、豊作が見込まれています。倉庫を見せてもらうと。
米のたけやま 伊藤享兆社長
「こちらに積んであるのが、7年度産のコメになっております」
山積みになっていたのは、千葉産の「コシヒカリ」と「ふさこがね」。コメの生産と、業者へ卸しているこの会社。倉庫には、40トンの古米が残っていました。
「在庫量としてはこの時期にしては、異例なくらい多いというような状況です」
例年は6月に古米の在庫がはけ、新米が入るまでの期間は空っぽになるといいます。
(以下リンクにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba86ae6517a847b1155513f43997d550fad94c0
COMMENTARY解説
新米が値上がりでなく、古米より安く売られている。
新米は600円安く、古米は値下げしても赤字が避けられないようだ。
古米の値下げが進むかは、業者の在庫解消ペース次第になりそうだ。
早場米の出荷が本格化し、新米が古米より安く並ぶ異例の状態が続いている。千葉県内の倉庫にはこの時期としては異例な40トンの古米が残り、業者は売れば赤字、抱えれば品質低下という板挟みに置かれているとみられる。消費者にとっては新米を手ごろな値段で買える機会だが、業者からは値下げの余地はもう限界に近いとの声も出ている。古米価格がどこまで下がるかは、各店の在庫量と近隣店の値付け動向に左右されそうだ。
VOICESネットの声
めでたしめでたし
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