米シンクタンクが、中国との戦争リスクを減らす狙いから、日本、韓国、フィリピン、オーストラリアとの軍事同盟の終了や台湾有事への不介入を含む大胆な戦略を提言した。
これに対し、海外の著名な安全保障専門家から批判が相次いでいる。専門家の間でどんな議論が交わされているのか、日本の安全保障への意味を探る。
◼エキスパートの補足・見解
米シンクタンク「Defense Priorities」は10日、ジェニファー・カバナ氏の「アジアのための第二列島線戦略」を公表した。
米国の核心的利益を本土防衛と主要市場や貿易路へのアクセス確保に絞り、台湾有事で不介入を明確にし、日本、韓国、フィリピン、オーストラリアとの相互防衛同盟を終了。
沖縄の海兵隊を2030年までに米本土へ戻すなど、米軍の重心を第一列島線から第二列島線へ移すよう提言している。
これに対し、英キングス・カレッジ・ロンドンのアレッシオ・パタラーノ教授はSNSで、「第一列島線」から退けば「第二列島線」など存在せず、地域から出るだけだと指摘。「利益を守る最小限の拠点を残さず、他者の善意に委ねることになる」と批判した。
豪州の安全保障専門家ユアン・グラハム氏も「権威ある立場の誰かが、この観測気球を早く潰すべきだ」と指摘。米UPIの「Korea Regional Review」も「非常に危険な分析だ」と評した。
争点は第二列島線の強化ではない。第一列島線を補完するのか、それともそこから退くのかだ。後者なら、日本にとっては在日米軍の削減にとどまらず、日米安保を前提にした安保戦略が大きく問われる。
[Yahoo!エキスパート 高橋浩祐
米外交・安全保障専門誌「ディプロマット」東京特派員]
2026/9/12(土) 12:01
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/de9e92b47a0ede561d80100b028127cea9df009f
COMMENTARY解説
米シンクタンクが日米同盟終了を提言した。
台湾有事不介入も含み、海外専門家が批判した。
米政府の方針でなく、民間の一提言である。
この提言は米シンクタンク『ディフェンス・プライオリティーズ』によるもので、米政府の公式方針ではない。日米同盟終了や台湾有事不介入、沖縄海兵隊の米本土撤収を含む内容に、英国の専門家からは『地域から退くだけ』、豪州の専門家からも批判が出た。米UPIも『危険な分析』と評した。争点は第一列島線を補完するか撤退するかで、日本の安保戦略の前提にも関わる。米政府内でどこまで重みを持つ提言かは、記事からは読み取れない。
VOICESネットの声
イラン、フーシ派に勝てない米軍が
中国に勝てるわけないわな
もしくは嫁でももらったのか?
中国が強くなりすぎ
ネトウヨどうすんのこれ
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